ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

久々に目にする風景に、様々な思い出がよみがえる

2017-04-26 21:39:23 | お出かけ
火曜日は、午前にある会議に出なくてはいけない事情があった。
それを終え、突然の理由で、午後から首都圏周辺まで出かけることになった。

発病以来、娘から目をはなすことができないことや、出歩くなどして余計な刺激を与えない方がよいとの医師の話もあり、よそへ泊を伴うような旅行には出かけないでいる。

今回の突然の理由とは、親類の訃報。
私の弟にとって、まさに「父」として大変お世話になった方。
その葬儀に参列するために出かけた。

訃報を聞くたび、最近は、今までの自分とのかかわりを考えることはもちろんだが、自分の身に置き換えたり、改めて自分の人生を考えたりすることも多くなった。

車窓から見えるものが、自分が今まで生きてきた時の思い出をよみがえらせる。

守門岳。

登ったことはないが、雪が降ったあとのすそ野というか山ひだというか、の伸び・広がりは特徴的だ。
20代の頃の勤務先は、この山がとてもよく見えていた。
また、そこでは「守門の山は気高くそびえ…」と歌われてもいた。
そこに勤務している時、親父が突然亡くなったという電話が入ったのだった。
それが、すでに33年も前のこと。
3分の1世紀も経っている。

赤い屋根の体育館と校舎。

自分が勤めた時に、2度も祝賀行事を行った。
30周年事業と、増改築事業。
その記念式典と祝賀会の計画立案と実行。
それは、もう20年近く前になる。

八海山。

8年前の大河ドラマ「天地人」オープニングの撮影で使われた山。
その秋に、妻とロープウエーを使って、途中まで登ったこともあった。
この地域から近い巻機山を登っていた知り合いの方が行方不明になったのが、15年ほど前のことだった。
なかなか見つからなかったが、滝壺で亡骸となって発見されたのは、その1週間近く後のことであった。

久々に目にする風景。
目に映る風景の一つ一つに、様々な思い出がある。
たくさんの場面がよみがえることに、自分の人生があっという間だったがそれなりに長くなってきたことも思うのであった。

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