ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

会心の逆転勝利! ~2022ホーム長崎戦~

2022-04-23 20:28:37 | アルビレックス新潟

会心の逆転勝利だった。
新潟2-1長崎。


サッカーJ2リーグ第11節、ホーム・アルビレックス新潟対ヴィファーレン長崎。
開幕直後はよくなかったが、ここのところ4戦負けなしで2連勝と持っている力を発揮し始めた長崎。
守備では3試合連続完封という堅守を見せている。
新潟が6位、12位の長崎だが、勝ち点差は2しかない。
ここで長崎に敗れるようだと、順位は入れ替わり、ますます長崎が乗ってくる。
そんな状況は避けたい新潟。
この試合から週末のほかに週の中日水曜日にも試合が予定され、「5連戦」となる。
その始まりの一戦だけに、勢いをつけるためにも負けるわけにはいかないホーム戦。
でも、松橋監督は、冷静に(?)先発メンバーを今日も固定せず、若い三戸を起用し、エースの本間至恩は控えだった。

前節アウェイで岡山のFWミッチェルデュークにやられた新潟。
フィジカルの強い相手には脅威がある。
今節の長崎は、クリスティアーノ、エジガル ジュニオそしてカイオ セザールと、強力な外国人選手を擁していて、ゴリゴリ押してくることは容易に予想できた。

しかし、試合が始まってみると、圧倒的にボールを支配するのは新潟だった。
相手が力で押して来ようとする隙間を与えない。
速いパス回しで、圧倒的にボールを保持する。
そして、敵にボールが回ると、2人がかり時には3人がかりでボールを奪取する。
その見事さに、スタジアムのサポーターからは、なんども感嘆のため息や拍手がわき起こった。

ただ、シュートチャンスは少なかった。
攻めの糸口を探しているのだが、無理はしない。
だから、ボール支配率が7割を越えても、決定的なチャンスは新潟にはなかった。
むしろ、フリーキックを与えたときの長崎の方が脅威だった。
クリスティアーノのフリーキックは、こわい、こわい。

前半を0-0とした新潟。
後半になっても、新潟の優勢は変わらない。
敵に自由を与えない新潟の選手たちのプレーは、本当に頼もしいと思って見ほれていた。
そろそろ点が入ってもおかしくないと思っていた68分だった。
長﨑が数少ないチャンスでゴール前に早いクロスを上げた。
そのボールを、警戒していたエジガル ジュニオに、優れて見事なヘディングを決められた。
あれは、仕方がない。
すばらしいヘディングだった。

だが、新潟も負けてはいない。
73分、コーナーキックのチャンスをつかむと、ゴール前に放たれたボールを、相手に倒されながらも藤原が頭でゴールに転がし、同点に追いついた。
おめでとう藤原、新潟移籍後2年目で初ゴール。

勝ち越したい新潟は、74分、ついに本間至恩投入。
直後に、とにかく一生懸命敵陣を走り回っていた谷口が、相手のパスをカットし、高木にパスする。
高木は、ペナルティエリア内左の至恩にパスを送り、至恩が相手をかわして左足でゴール前にマイナスのパス。
走り込んだ高木が、左足インサイドでジャンピングボレーで当てたボールは、しっかりゴールに吸い込まれた。
ついに、新潟逆転だ!

高木は、ゴール裏まで走って行き、サポーターたちに向かって胸をたたいたり、胸のエンブレムをつかんで見せたり、と新潟愛の強さを示した。
胸がジーンとした。


彼を追って、出場選手から控え選手までゴール前に行って喜び合う新潟の選手たち。
その姿にも胸が熱くなったぞ。

試合は、そのまま2-1で、新潟の会心の逆転勝利。


今日のMOMは、同点ゴールの藤原。

本当にうれしそうにコメントを並べていた。



今日の試合を見ていたら、本当にワクワクした。
さて、次節は水曜日の夜、ホームで岩手グルージャ盛岡戦。
この5連戦を生かして、いろいろな選手の力を合わせて勝利を重ね、どんどんトップに近づきましょう。

Visca Albirex !!

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