ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

晩秋、青空、川堤 親子RUN

2020-11-22 20:00:05 | RUN
埼玉から帰ってきた昨日は、新潟は雨やくもりで、やっぱり時雨れがちな今の時季の気候だなあと思ったのだった。
明けて今日は、朝から青空のいい天気。
だが、午後からは曇って、夜は雨になるという天気予報。
朝のいい天気に、久しぶりに走りたくなって、息子を誘って16km走のコースに走り出した。

道路からあまり離れていない田んぼには、冬の使者白鳥が、「出稼ぎ」に来ていた。

スワンくんたちは、昨日、金沢に勝ったのだったね、お疲れさん。
気分よく走りに出たのは、アルビレックス新潟が、昨日ツエーゲン金沢戦に快勝したからかもしれない。

久々に川沿いの土手道を走る。
道沿いや河原近くには、ススキの穂が風になびき、午前中の日差しに照らされて、銀色に輝いていた。

明るい色の中を走れるのは、気分が爽快になる。

ひょっとしたら咲いているかも、と思いながら通ったら、やっぱり咲いていた!

寒くても咲いている桜の木の枝に、ちらりほらりとほころびている花を見つけて、心が軽くなった。

8kmほど走ったところで橋を渡る。
そこが、8km地点。

川に映る太陽が、いい感じだ。

川の反対側に移ると、紅葉とはるか遠くの山の頂にある雪の白さが、いい感じに見えた。

秋から冬に移る束の間の風景だな、という気がした。

そこから、1kmほど行くと、毎回通るのが楽しみな、「菜の花ゾーン」。

早く咲いているのもあり、これが雪の季節を乗り越えて本番の来春まで咲き続けるのは、素敵だ。

この辺りから走っていると、やけに小さい虫が飛んでいるのが顔に当たってきた。

それでも、青空、柔らかい陽射し、まぶしいススキの穂、遠くの山、草紅葉などが、走る心をさらに豊かにしてくれた。

帰路は、さすがに30代の息子に2歩遅れながら付いていくのがやっとだった。
最後の1kmで「ペースを上げよう!」と息子に言われたが、
「オレには上げる余裕はない。かまわず、先に行け。」
と、返事した。

どんどん先に行き、遠くなる息子の若さがうらやましかった。
余裕はなかったが、自分も腕を振って、少しは速く走れるように努力した。

16km走り終わって、帽子からは汗がしたたり落ちた。
空を見上げた。

いつのまにか、青空いっぱいにうろこ雲がかかっていた。


4か月ぶりの親子RUN。
ああ、気持ちいい汗かいた!



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