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60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

強さが本物になってきたかも!? ~ホームいわてグルージャ盛岡戦~

2022-04-28 17:44:57 | アルビレックス新潟
強さが本物になってきたかな?


サッカーJ2リーグ第12節アルビレックス新潟は、昨夜、ホームでいわてグルージャ盛岡と対戦。


はるばる遠くから平日夜にお疲れさま、岩手のサポーター。

石川啄木、宮沢賢治の姿のある、イーハトーブの横断幕とは、味がありますなあ。

この試合、新潟は、2-0で勝利した。



これで、アルビレックス新潟は、3位浮上。
首位横浜FCと勝ち点差6、2位の仙台との差は1。
ますます面白くなってきた。

さて、冒頭で「強さが本物に」とは書いたが、いくら2-0の勝利でも、「本当に強い!」と感じさせるまでの試合内容ではなかったことも確かだ。

それでも強さを感じたのは、以下のいくつかの理由による。

まずは、前節の先発メンバーから6人も選手を入れ替えたのに勝利していることだ。
主なところでは、チーム得点王のFWに谷口ではなく、アレクサンドレ ゲデスを初先発させた。

主将の堀米ではなく、左のサイドバックに、渡邉泰基を途中交代なくフルで起用した。

主力の高木善朗の代わりに、試合終了直前まで伊藤涼太郎に彼の役目を果たさせた。
それでも、新潟が行っているチーム戦術は変わらずに、きびきびした攻守を見せていた。
こんなところに、信頼して使える選手層が厚くなったと感じられる。

次に、この試合の得点者2人はともに今季初ゴールであり、常に起用されている選手ではないということ。
先取点を挙げた松田詠太郎は、先発メンバーに固定された存在ではない。
それでも、彼は、伊藤からのパスを信じてゴール前に走り込み、見事に先制ゴールを挙げた。
松田は、試合後のインタビューで、自らの出番については危機感を持っているという話もしていた。


追加点は、途中出場の三戸舜介だった。

先発メンバーでの出場とゴールを渇望する彼が、中央からのドリブル突破を果たし、抑えのよく効いた鋭いシュートを放つと、ボールはゴールネットに突き刺さった。
このときには、高木や本間が左右で相手選手を引っ張り出す動きをしていた。
それぞれ、活躍しないと自らの出番がなくなると思いながらも、強引にいくだけではなく味方と力を合わせながら得点にこぎつけていたのが印象的だった。

そして、ピリッとしない試合展開でも、相手に得点を許さずにこちらが得点し、着実に勝利したということ。


グルージャの堅守に攻めあぐねているところからボールを奪われ、ペナルティエリアに入られることも何度かあった。
だが、去年までは、カウンターを食らったりミスが起こったりすると、たやすく相手に得点を許してしまったことが多かった。
ところが、押され気味な時間が続いても、受けてたっているような印象を覚えるときがある。
相手の決定力不足に助けられた場面ももちろんあったとはいえ、その場面を最小限に抑え、なんとか危機を回避している。

さらにいえば、熊本戦や長崎戦のように、先制されてもひっくり返す力もついてきたのだ。
それは、今回の試合のように、押されていてもなんとか立て直して得点できることと共通するように思う。

強さが本物になってきたのかどうかは、この5連戦の残り3戦、大型連休中の3連戦で確かめよう。
水曜夜の新潟での試合の後、土曜日夜17:00から暑い沖縄でのFC琉球戦。
なかなかハードな日程だ。
だが、今のチーム力なら、無様な試合にはならないだろう、と期待する。

Visca Albirex !!


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