ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

たくさんの家族の歴史が一瞬で…

2011-03-13 14:32:07 | 自然・季節
福島県いわき市の親類と連絡が取れた、と、こちら新潟県内の親類から電話が入った。
近くの高台に避難して、いくつかの親類一家は無事だとのこと。
よかった。
しかし、中には、1階が津波に襲われたという家もあったという。
また、2,3年前まで港のすぐ脇で民宿を経営していた親類もあった。
幸い、そこをたたんでいたため、津波にあわずにすんだということだ。
まだまだ大変さは続くだろうけど、生活の回復を祈りたい。

テレビで流れる様々な悲惨な映像に、心がふさがれる。
とくに、あのすさまじい津波。
家どころか街のあとも消えている。
家。
家族と暮らす家。
家…。
災害の前までは、それぞれの屋根の下で、様々な暮らしがあったのだろう。
喜び、泣き、笑い、…様々な思いがあって築かれてきた家族の歴史…。
そういうものが、一瞬にして消え去ってしまった。
今まで生きてきた中で、苦しいこともあっただろう。
なんとか乗り越えてきたこともあっただろう。
そういう数多くの人の生の営みが、それぞれの家にあったはずなのに…。
それを、一瞬で消し去ってしまった、天災の脅威。
あの毎日毎日の暮らしに伴う喜怒哀楽を味わっていた日々には、もう戻れないという現実の過酷さ。

大自然の前には、人間の力は小さいと改めて知らしめた。
流されてしまった家の跡、瓦礫と化した街…。
たくさんの悲しみが次々と展開されている。
心が痛い。
少しでも、人々の悲しみが少なくなってほしいと思う。
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