アニソンオーディオフェス2022、無事に終了しました。
当日の様子を書こうと思います。
<当日の写真>健々さん 「ホワイティコ」
ONKYO OM-OF101を使った作品。ラウンド型の本体が特徴です。
発表資料(pdf)Χ'tさん 「繭」
同じくONKYOの OM-OF101を使った作品。
FRPで作った本体が特徴的です。
発表資料(pdf)kato19さん . . . 本文を読む
寒さが一段と増してきた頃かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
直前ではありますが、今年のアニソンオーディオフェスのタイムテーブルが決まりましたので、告知させていただきます!
開催日:2022年12月18日(日)開場: 10時30分~ (試聴のみ参加者の入場開始)開演: 11時00分~ 17時頃、終演予定会場「マロンホール(東京都 東小金井駅開設記念会館)」 アクセス方 . . . 本文を読む
皆さんこんにちは。
今日は「スピーカー箱の補強」について考えてみます。
冒頭の写真にあるように、オーディフィルが作製しているスピーカー内部にはアルミの補強部材が入っています。これは木材だけでは得られない高い強度を実現するための手法です。
スピーカーの強度が不足していると、ボンボンという箱鳴りが起こってしまうのは皆さんご存じのとおりだと思います。
一般的には、木材の厚みを増やすことで対応しており . . . 本文を読む
https://www.audifill.com/index.html
今日は、オーディフィルが「なぜ ひのき材でスピーカーを作るのか」についてお話ししようと思います。
実はこのテーマ、過去にも何回かブログにしています。
思い立つ度に書いているのですね(笑)
2016年09月09日「桧でスピーカーを作る(前編)」
2016年09月11日「桧でスピーカーを作る(後編)」
2017年01月 . . . 本文を読む
秋の深まりを感じる季節になりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は、オーディフィル主催イベントの紹介です。
アニソンオーディオフェス2022の詳細はこちら
★試聴参加のみも歓迎いたします。★
(毎年 発表者7名、試聴参加者10名ぐらいです)
こちらで紹介するのは初めてかもしれませんが、2018年から毎年開催しているイベントになります。
自作スピーカーを作っていたころか . . . 本文を読む
今回は、上図③の「後ろからフレームを支える」タイプについて見ていきます。
パターン③「後ろからフレームを支える」(SONY)
この手法は、SONYが一時期採用していました。
https://www.sony.jp/audio/products/archive/SS-CNX70ED/feature_1.html
こちらは、2001年発売の「SS-X90ED」というトールボーイスピーカ . . . 本文を読む
今回は、上図②の「後ろから磁石を支える」タイプについて見ていきます。
パターン② 後ろから磁石を支える。(パイオニア)
下から伸ばした支柱に、磁石を支えるような役割を持たせる方法は、1980年代後半からパイオニアが「ミッドシップマウント」と称して、継続的に採用していました。
その固定方法は様々なのですが、木材を使った「S-99Twin」、金属を使った「S-3000」があります。
「S- . . . 本文を読む
今回は、「スピーカーユニットを下から支える方法」について見ていこうと思います。
スピーカーのバッフルは、多かれ少なかれ振動するので、
それならば、下から自立した台に固定すれば良いのでは?という考え方です。
いろいろ調べてみると、図に示した①~③の3通りがあるようです。
今回は、①の下から磁石を支える方法について見てみようと思います。
パターン① 下から磁石を支える。
まず、Ge3が . . . 本文を読む
スピーカーユニットの固定方法について紹介している連載、今回は「対向配置」について書いていこうと思います。
対向配置のメリットは、スピーカーユニットの振動を打ち消せることにあります。
フロントバッフルに固定するだけの方法では、ユニットが音を出そうとしたときに、その反作用で少しだけ箱が後ろに動きます。これがどの程度問題なのかは後程お話ししますが、理想的な振動板の動きを妨げるものといえます。 . . . 本文を読む
前回に引き続き、スピーカーユニットの固定方法について紹介していきます。まずは、後ろから引っ張るタイプのスピーカーユニットの固定方法についてです。
この方法に熱心なのが、皆さんご存じ「B&W」です。
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/802-d4
こちらは「802d4」というスピーカーのミッドレンジです。ア . . . 本文を読む
今回からは、少しニッチなテーマである
「スピーカーユニットの固定方法」について考えてみたいと思います。
スピーカーユニットとは、スピーカーのなかで音が出る部品です。
音はすなわち空気の振動なので、
スピーカーユニットは振動の影響をシビアに受けることが知られており、
固定方法も様々なパターンが存在します。
一番シンプルでオーソドックスなのは、
スピーカーユニットのフレームにネジ穴を . . . 本文を読む
今日は、「オーディフィルが目指す音」の第三回目です。
「美しい」とは
美しい佇まい。スピーカーから出てくる音を聴いたときに、第一印象をそう受け取ってもらえることを目指しています。
技術的に言えば、歪が少なく、付帯音が少ないこと。ただ、これを無暗に追求しすぎてしまうと「無表情」になってしまうのでテクニックが必要です。
基本設計の段階から、ノイズが出ないように設計することが大切です。ここ . . . 本文を読む
今日は、「オーディフィルが目指す音」の第二回目です。
「艶やか」とは。
オーディオから出てくる音が、色彩感が豊かで、惚れ惚れするような音であること。これが「艶やか」の意味するところです。
楽器の美しい響き、それを豊かな色彩感をもって伝えられるか。音に対して「色彩感」というのも変な話かもしれませんが、音楽を絵画に見立てたとき、しっかりとした色が出ているかは重要な要素になるはずです。
前 . . . 本文を読む
今回は「オーディフィルが目指す音」についてお話ししようと思います。
スピーカー製作をしている以上、何かしら【こんな音を鳴らしたい】という要求があるわけで、少しづつお話ししていこうと思います。
表題画像にあるように、
「力強く、艶やかで、美しい」というのが、オーディフィルが目指す音であり、
ひのきスピーカーの象徴的な音の特長でもあります。
「力強い」とは、音が前に出てくること。
世 . . . 本文を読む
【写真】 SOLA Mk2
皆さん、こんにちは。
2022年の6月に、オーディフィルの最上級機「SOLA Mk2」を発売しました。
今日からは、SOLA Mk2の特長と、その背景を少しづつ書いていこうと思います。
SOLA Mk2の商品ページはこちら。
小さな部屋、小音量でも鳴るスピーカー
SOLA Mk2の特長の一つに、「小さな部屋」「小さい音量」でも満足度の高い音を届けるこ . . . 本文を読む