春の便り

朝はどんよりとした曇り空でしたが、その後は青空が広がって良い天候になりました。
平日には、いささか勿体無い空模様でしたね。
ただし、気温は朝から少し上がっただけで、空模様に割には寒い一日でした、外は風が冷たかったです。

朝の通勤路、とある空き地の脇を通ったら、枯れ草の中に緑色の彩が見えました。
確認するとフキノトウでした。
暦の上では春なんですが、このところ結構愚図ついた日々が続いていたので、春らしい便りを見た感じがします。
フキノトウと言うと、そのほろ苦さを愛でる人が多いのではないでしょうか。
私は、子供の頃親に山菜採りに連れて行かされたので、長じてから当たり前のように山菜取りに出かけていました。
当然、山菜は好きな食べ物なんですが、苦手な山菜が二つあります。
一つはウド、そしてもう一つがフキノトウなんですね。
どちらも、結構灰汁の強い味わいがあるように感じますが、それがいささか苦手なんです。
でも、ウドもフキノトウも、採る事自体は得意中の得意なんですが、持って帰っても自分で食することは殆どない山菜です。
ただ不思議なことに、フキノトウは苦手なんですが、フキのキンピラは大好物中の大好物なんです、どちらも根っこは同じなんですけど、自分でも不思議です。