石井、ヤンキース移籍か＝ジョンソンに絡む３角トレード－米紙

【ニューヨーク１８日時事】米大リーグ、ドジャースの石井一久投手（３１）が、ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手（４１）とともにヤンキースに移籍する３角トレードが１７日、３球団間で合意に達した。米紙ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズなどが１８日付で報じた。トレードは１０選手が絡む大規模なもの。２０日にも正式発表される。
　報道では、ヤンキースがジョンソンに加えて石井を獲得。石井は特定球団へのトレードを拒否できる契約条項があるが、代理人のアーボン氏は「ロサンゼルス（ドジャース）を離れる場合、ニューヨーク（ヤンキース）は喜んでプレーする場所になる」と語った。石井が移籍すればヤンキースはジョンソンと先発ローテーションに左腕２人を獲得。石井は松井秀喜外野手（３０）とともにプレーする。
　石井はドジャースでの３年間で通算３６勝２５敗。今年は１３勝８敗、防御率４．７１だった。
　ダイヤモンドバックスはドジャースからショーン・グリーン外野手兼内野手（３２）、ブラッド・ペニー投手（２６）らの移籍を求めているが、グリーンは本人の承諾なしにトレードできない契約条項があり、拒否した場合は交渉が白紙に戻る可能性も残されている。　


[ 12月18日 20時1分 更新 ]