マリナーズ2日間で120億円の補強

2日で補強費120億円！　　マリナーズが16日、連日のサプライズ補強に成功した。ナ・リーグの今季本塁打王でドジャースからFAとなっていたエイドリアン・ベルトレ三塁手（25）と5年6400万ドル（約67億2000万円）で契約合意。前日のセクソン一塁手（前ダイヤモンドバックス）に続く大型補強で、大砲コンビが誕生する。
　もう「貧打線」とは呼ばせない。残留濃厚とされたド軍からFAの目玉三塁手を強奪。しかもマ軍史上最高契約の4年5000万ドル（約52億5000万円）で契約したセクソンの金額をわずか1日で更新。30球団を見渡しても今オフ最大の大型契約となる。この日、ババシGMはベルトレ内定報道に沈黙を保ったものの、球団関係者によれば身体検査を残すのみ。きょう17日にも入団会見が予定されている。
　ベルトレは48本塁打でMVP得票2位に入るなど、今季、メジャー7年目で大ブレーク。ロサンゼルス移転後、投手天国の本拠地でド軍初の本塁打王に輝いた。まだ25歳と伸び盛りの主砲を失ったド軍デポデスタGMは「がっかりだ。（マ軍を上回る）6年契約を提示して、戻ってきてもらえると思っていたのに」と落胆の色は隠せない。一方、2日で重量打線に変身したマ軍関係者は「2人で70発は堅い」とほくそ笑んだ。アスレチックスからイチローの好敵手ハドソンが抜け、12連敗中の天敵P・マルティネスもリーグを去った。今季66勝99敗でア・リーグ西地区最下位に終わったマ軍に追い風が吹いている。
（日刊スポーツ） - 12月18日9時37分更新

石井、ヤンキース移籍か＝ジョンソンに絡む３角トレード－米紙

【ニューヨーク１８日時事】米大リーグ、ドジャースの石井一久投手（３１）が、ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手（４１）とともにヤンキースに移籍する３角トレードが１７日、３球団間で合意に達した。米紙ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズなどが１８日付で報じた。トレードは１０選手が絡む大規模なもの。２０日にも正式発表される。
　報道では、ヤンキースがジョンソンに加えて石井を獲得。石井は特定球団へのトレードを拒否できる契約条項があるが、代理人のアーボン氏は「ロサンゼルス（ドジャース）を離れる場合、ニューヨーク（ヤンキース）は喜んでプレーする場所になる」と語った。石井が移籍すればヤンキースはジョンソンと先発ローテーションに左腕２人を獲得。石井は松井秀喜外野手（３０）とともにプレーする。
　石井はドジャースでの３年間で通算３６勝２５敗。今年は１３勝８敗、防御率４．７１だった。
　ダイヤモンドバックスはドジャースからショーン・グリーン外野手兼内野手（３２）、ブラッド・ペニー投手（２６）らの移籍を求めているが、グリーンは本人の承諾なしにトレードできない契約条項があり、拒否した場合は交渉が白紙に戻る可能性も残されている。　


[ 12月18日 20時1分 更新 ]

＜ＰＳＰ＞４万円超も 品薄に便乗販売店が価格つり上げ

発売開始から数時間で２０万台を完売したソニー・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）の新型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル（ＰＳＰ）」が、埼玉県などのゲームソフト販売店で、希望小売価格よりも１万５０００円以上高い４万円前後で売られていることが１８日、分かった。法的には問題ないためメーカー側は困惑。ユーザーからは、「問屋から仕入れている専門販売店が品不足に便乗して値をつり上げているのは許せない」と、批判の声が上がっている。
　埼玉県内のゲームソフト販売店は、ＰＳＰの価格表を張り出さず、店員が口頭で「うちのＰＳＰはよそより高い。バリューパックは４万１７００円（希望小売価格２万６０４０円）」と金額を提示している。通常版を３万５０００円（同２万７９０円）と耳打ちされた中学生は「納得がいかない。違法なダフ行為とどこが違うのか」と憤慨していた。
　メーカーなどによると、希望小売価格は参考にすぎず、注意を促すと逆に不当な価格拘束行為として、独占禁止法に抵触するという。価格安定のためには、ＰＳＰを増産して品不足を解消するしかないのが実情だ。
　４万円台で販売している埼玉県内の販売店は、毎日新聞社の取材に対し「話すことはない」とコメント。一方、発売元のＳＣＥは「価格は販売店が決めることなので。それ以上はコメントできない」と慎重だ。
　埼玉県消費者生活センターは「商品が希望小売価格より高いケースは珍しい。限定生産の商品ではないので、待てば商品が出てくる。消費者は、時間と価格を見極めて、購入するかを判断して欲しい」とアドバイスしている。【河村成浩】
（毎日新聞） - 12月18日18時59分更新

へぇ・・・違反じゃないんだ。じゃあ待てばいいのに・・・でも欲しいか。