みさきの日記

主に芸能関係の記事から気になったものをとりあげています。よかったら読んで下さいね。

問題になった歌 ウィキペディアより

2012-11-20 01:18:26 | 日記
「すべての歌に懺悔しな!!」 桑田佳祐

ゆうべもゆうべ脳ミソ垂らして 女に媚びを売る
街中みんなのお笑い草だぜ バカヤロ様がいる

歌が得意な猿なのに 高級外車がお出迎え
スーパー・スターになれたのは
世渡り上手と金まかせ

冗談美談でふんぞり返って ケジメも無しとする
言い寄る女と愚かな客とが それでも良しとする

大学出たって馬鹿だから 常識なんかは通じねェ
濡れた花弁にサオ立てて 口説きの文句はお手のモノ


道化も道化ウンザリするような 生き様シャウトすりゃ
小粋な仮面でどこかでパクった 小言を連呼する

子供の頃から貧乏で そのうえ気さくな努力家で
実はすべてが嘘なのに
芝居のセンスにゃたけている

天才奇才とおだてりゃエテ公は いつでも木に登る
儲かる話とクスリにゃ目が無い バカヤロ様がいる

チンチン電車は走るけど 青春時代は帰らない
TVテレビにゃ出ないと言ったのに
ドラマの主役にゃ燃えている

この「すべての歌に懺悔しな!!」の歌詞をめぐり、当時マスコミを巻き込んだ大きな論争となった。

歌詞内のロックミュージシャンや特定の人物を指すような歌詞に週刊誌などが反応を見せたことがはじまりである。

マスコミではこの歌詞で指す人物を長渕剛と矢沢永吉の2人に絞り込み、特集や報道を繰り広げた。

桑田は事務所を通して

『この歌詞は自分も含んだロックシンガー、ミュージシャンを揶揄したものである』

というコメントを発表し、矢沢・長渕の両者に向けて事務所が謝罪文を送付するなどの騒ぎになった。

揶揄されたとされる一人のうち矢沢は

「お互いクリエイター。全然気にしてないよ。それより桑田君の方は大丈夫か?」

と桑田を気遣う態度をみせた。しかし、もう一人である長渕がいくつかのインタビューにて桑田を名指しで攻撃。

『俺は桑田佳祐を許さない』

というコメントは大きな波紋を呼んだ。

状況は桑田vs長渕という図式に変化し、様々な音楽評論家や邦楽の批評家を巻き込む大論争にまで発展。

最終的に1995年1月24日、長渕が大麻取締法違反で逮捕されて事態が一気に沈静化するまで続いた。

なお、テレビドラマ『とんぼ』では劇中で流れるサザンの曲『みんなのうた』に対し、

「そんなクソみたいな歌消せ、コノヤロー!!」

というシーンがあった。

一連の騒動が落ち着いた後、騒動の元となった本曲自体は販売差し止めなどにすることなく、現在までも通常通りCDとして製品化されてはいるものの、 1994年のツアーを最後にコンサートで演奏をする事は一切なく、ラジオ番組でオンエアされる事もなく、話題に挙げる事もなくなっている。

たった一つの歌詞で、こんなに大騒ぎになるとは。

なんとも芸能界というところは広いようで狭い世界なんですね。

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