捉え方の違い

へぇへぇはじめでござんす。夏バテばっかりしてたわけじゃあ
ござんせんが、更新ご無沙汰しておりました。

土曜の夜に、日本の国民的な放送局の番組で（エヌ・エーチ・ケー、ね）
「女性の "うつ"」の話題をやってたのを見たんですヨ。

で、書きたいのはそっちの話題じゃなくてすいません。

その中で、うつになっていた女性が言っていたことと
夫の話がとても興味深かったんです。

うつになって休んでいる奥さんに対して旦那さんは、

「きつくて大変だろうから、そっとしておいてあげよう」

と思い、それこそ夜の生活も遠慮して、奥さんには
手を触れなかった、そうです。

で、奥さんの方は

「夜の生活もしなくなって手を出してこない、
ということは、もう私を女として見てくれてないんだわ・・」

と感じて、どんどん落ち込んでいったのだとか。

配慮したつもりなのに、逆に落ち込ませることになってしまった、
という、それこそ「捉え方の違い」の顕著な例かと。

24 のシーズン 3 にも、似たような場面がありました。
（またそれかよ・・）

主人公のジャックは、自分の娘が CTU の若手同僚チェイスと
付き合っていることを知ってかなーり怒るものの、
内心ではどっか二人を応援したい気持ちがある。

で、チェイスが危険任務に携わらないように、意図的に任務を
外す（もちろん、娘のことを思って）のだが、当のチェイスは
面白くない。

フィアンセにもしものことがあったら、という
ジャックが払った配慮のつもりなのに、
チェイスは、自分に対する嫌がらせか悪意、としか見ていない。

結局チェイスは命令を破って、無茶なことをして云々、
とストーリーは続きます。

 

うつ病の夫婦の夜の生活にしろ、ジャックとチェイスの確執にしろ、
どちらが良い、悪い、の問題ではなく、つまるところは

「コミュニケーションの不全」から生じた、と
言えるのではないでせうか？

この、コミュニケーション不全からくる不和って
会衆内でも超アリガチ。

「あの姉妹がこんなことするのは、きっと・・・だからよ」
とか、
「長老からこんなこと言われたわ。これはきっと・・・に違いない」
とまあ、
「捉え方の違い」オンパレード。
善意を悪意に解釈しまくり。

まあかく言う私も、「この会衆はなんて冷酷なんだっ！！」
と感じて落ち込んでたりもしたのですが、
最近は、「所詮は人間、過度に期待しても限界あるんだから、
こんなもんだよなー」と思うようにしたら、えらく気が楽になりました。

悪く解釈するのは簡単。でも苦しむのは結局自分。

てなわけで、こんなノーテンキお気楽路線が出来上がりましたとさ。
（ちゃんちゃん）