いやー、こないだクリスマスだったかと思ったら、もう春でんがな(まだ早い)。
毎度ながら、毎日テレビ見つつ愉快に暮らしております。おっほっほ。
今クールでハマっているのは「今週妻が浮気します」デスヨ。夫婦仲がこじれて・・・というのはリアルな世界でもよくあることですが、些細なことで溝がドンドン深まってドツボにはまっていく様子は、とにかくシュール。しかも主人公の浮気されるダンナの名前、「ハジメ」だし
でもドラマの中で、ちょっとピクっとくるせりふがありました。それは、
「不器用なだけだから・・」
妻を愛していて許そうとしているものの、ちょっとした配慮不足や勘違いから、怒りは激しくなっていき、妻の心も離れていく。
確かに男は最善の接し方を妻にできなかったかもしれない。でもそれは、ダンナが悪いからではなく、不器用だったから。
人と人の不和なんて日常茶飯事ですけど、突き詰めていえばどちらかが「悪い」のではなく、単に「不器用なだけ」なんじゃないでしょうかね?優しく接すればいいのにできない、とか、気の利いた言葉をかけたらいいのにかけられない、とかに始まり、もっとヘビーな事柄にまで。
そう思うと、幼児期に虐待か、と思うくらい子供をムチうつ母親も、会衆のためを思って熱心に働くあまり、成員につらく当たる陰険長老だって、要は「不器用なだけ」。
土台、20代や30代とかの人間が、模範的な振る舞いしようったって無理ですよ。所詮不器用なんだから。
何かができてない人の批判をするのは簡単。そうした人たちの言動を基にして「トンデモナイ宗教だ!」と結論付けるのも簡単。でもさ、宗教なんて最初はみんな若気の至り、熱狂的なあまり「不器用」なんだから、そーゆーもんじゃないの?
原始キリスト教だって過激でカルトっぽいし、イスラム教だって最初は苦労した。仏陀の弟子たちもしかり。でもだんだん時期が経つにつれて穏やかになっていくのは自然な傾向じゃないかしら。現代だって、かつてはカルトと言われてたものの、いまやおとなしい宗教だってある (カゲキなまま、とゆーのだってあるけど・・・)。
「カルト」「カルト」と糾弾するより、「不器用な人たちの集まり」だと思う方が、精神衛生上ええんでない?よっぽどアガペー愛的だとわたしゃ思うけどな。
「不器用」で逃げて、完結されたら困りますぅ。なんていってみるテスト
まあ、自分でも「人間不完全だから」という逃げと同じだと
いう気もしますが・・
常軌を逸したトンデモ兄弟姉妹だっているので、
許容できるかどうか、程度の問題な気もします。