自民党は「貯蓄から投資へ」と「一億総株主化」を目指しているようだ。
確かに、破綻リスクの低い大企業の高配当株式を長期に保有すれば、必ず儲かるかもしれない。
と言うのも、そうした株式を長期に保有していれば、配当収入だけで、株式の取得価格の半分以上を回収できる。
そればかりか、その保有株式の株価が大幅に下がる都度、買い増していけば、取得簿価を下げることができる。
そうやって長期に保有していれば、株式の時価が取得簿価を大幅に超え「含み益」を創ることができる。
長期にこれを続けていれば、株式投資による資産倍増も夢ではないと言うことだ。
だから、高配当の株式を大量に保有して資産を増やしてきた世襲の政治家たちは、「なぜ庶民が投資をしないのか」理解できないのだろう。
そのような裕福な政治家に、この国の舵取りを任せているノンキな庶民は、日々の仕事と生活に忙殺され、投資を考える時間も余裕資金も無いのだから、そもそも投資による資産倍増なんて土台無理な話なのだが。
それにしても、こんなふざけた政策しか打ち出せない自民党政権にノーを突き付けたいところだが、自民党以外の政党になったら、それこそこの国はお終い。
選挙に行っても誰の名前も書けない国になってしまった。どうする日本。
かと言って、私が立候補しても誰も名前を書いてくれないでしょう。
いよいよ、皆さんの出番です。