残念だが、世界の中で西側諸国は、地盤沈下する一方のようだ。
その西側諸国のリーダーのアメリカも、大国ではあるが、人口では、中国やインドには全く太刀打ちできない。
そのせいで、経済力でも、中国、インドに追い越される日は近い。
今、西側諸国のナンバー2である日本は、西側諸国のリーダーであるアメリカが、中国、インドに追い越された後の世界を見据えて、どのような舵取りをしなければならないかを、真剣に考えなければならない時だ。
それなのに、政権政党である自民党は、世界の大きな潮流に背を向けて、自民党というちっぽけな政治団体のボスの国葬に夢中になっているようにしか見えない。
政治家の評価は全て結果。
西側諸国が黄昏ていく中で、この国が見事にサバイブできれば、その中で安倍元首相の評価は一層高まっていくだろう。
しかし、万一、この国が没落でもしようものなら、遡って安倍元首相にその責任が転嫁されるかもしれない。
一国のトップを最長期間務めた政治家の評価は、全てこの国の将来にかかっている。