Hiroshi Mukaide(向出博)Time Traveler

自民党総裁選(その2)

岸田新総裁、おめでとうございます。

おそらく、野党の皆さんにとっても、この結果は、ベストだったのでは、ないでしょうか。
岸田さんの、新総裁としての初仕事となる人事で、派閥長老政治と決別できなければ、野党にとって、モアベターとなると危惧していたら、その通りになってしまった。残念無念。
そうは言っても、新総裁が決まり、まだ、自民党内は、沸き立っているのかもしれません。
しかし、現実に目を向けて欲しい。そこには、経済が停滞し、平均年収は下げ止まらず、既に433万円となってしまった「衰退する日本」が見えるはず。
それなのに、衰退させた張本人である政治家や経営者は、大昔のバブルの時より、はるかに高い年収を得ている。とんでもない「格差社会」。
政治家や経営者は、金持ちになり過ぎて、「経済観念」が、庶民と、かけ離れてしまった。そのせいで「日本凄い」と、未だに、ジャパン・アズ・ナンバーワンの昔のまま
今さら、上級国民となった貴方たちに、国民と共感できる感性を、期待する方が、間違いなのだろう。
生まれた時から、当たり前のように、国民の上に胡座をかいてきた首相の口から、「国産のコロナワクチンなんて、直ぐにできるだろう」という言葉が出たときには、腰が抜けた。
お願いだから、もっと真剣に、日本の現実を見つめ直して欲しい。
衰退する日本。富める者は、益々富み、貧しい者は、努力しても、益々貧しくなる。
とにかく、経済最優先で、労働者を、生存限界ギリギリまで追い込み、競争力をアップさせてきたはずなのに、景気は一向に良くならない。
それどころか、疲弊し尽くした労働者は、政治家や経営者の意のままに、新技術や新商品を生み出す、うちでの小槌でも、金の卵を産むニワトリでもなくなってしまった。
もう、国民は、疲れ切っているのだ。
今さら総理大臣が、政治判断だ、リーダーシップだと、ポーズをとって、声高に叫んだところで、メディアは喜ぶかもしれないが、国民が、疲弊し尽くしてしまっていては、何もできないということを、コロナ禍で学んだはず。
「もう、いい加減にしろ」と言いたいくらいだ。
少子高齢化が進み、衰退する日本。
過去の栄光を取り戻すために、残された時間は、あまりない。
岸田新総裁も、就任挨拶で、自民党に向けて言っていたが、今こそ、自民党だけでなく、国民が一丸となるべきときだ。
そうは言っても、気合いだけではダメ。
とにかく、来たる衆議院選挙に行って、投票しなければ、この国は変わらない。
総理大臣だろうと、経団連会長だろうと、どんな金持ちだろうと、選挙では「一票」しか持っていない。
その「一票」を、使いさえすれば、この国を変えられる。
現状に満足できない。自民党政権に我慢できないという人は、選挙に行こう。
野党なんて駄目だ。自民党政権を守ろうという人も、選挙に行こう。
貴方の「一票」で、日本を変えられるのだから。
とにかく、腹が立ったら選挙に行こう。
 
 

 

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