シロとマー母さんの日々
お空組のシロ、くう太と まる湖や保護猫と日々の暮らし




それは昨日の朝のこと。
毎朝小学生が家の前通りますが、昨日はワイワイガヤガヤ。
どうしたの?と家から出て聞いてみた。
「なんか黒いものがいる」と田んぼの畔を指さす女の子。

 ゲッ まさかりん湖が倒れてる?

慌てて近寄ってよく見ると鳥でした。羽の付け根が赤くなってるので怪我してるもよう。
「鳥だよ、怪我してるみたいだね」
と言うと
「怪我してるなら助けないと」みたいなこと言ってくる。
「おばちゃん鳥はよう助けんわ」
「なんで怪我したのかな?」
「猫かもしれんね」
と問答してて動かないので、もういいから早く学校行きなさい、と追い立てた。
「帰る時まだいるかな?」
と歩く小学生。
なんとかして欲しい雰囲気が伝わって来るけど、猫は助けても鳥はね~

このままここにいても猫にやられるだろうな・・でもそれが自然かな・・
あぁ チビちゃんかグレちゃんの仕業かなぁ・・とおもいながら畑に。

昼になって帰ると猫が通りかからなかったのかまだそこにいる。
どうしよう?可愛い目をしてる。何かの雛かな、巣立ちしたばかりなんだろうな・・
家に帰ると思い切って保健所に電話してみた。
希少価値のある鳥なら保護するけどそうでない場合は様子見て山に返す、と言う返事でした。
とりあえず何の鳥なのか見に来ます、と言うことなので待ってて
とうさんはフクロウだと言う。目のクリクリした感じから多分フクロウの雛だと思った。

捕まえられるようなら段ボールに入れて、と言うことだったのでとうさんが軍手して箱に追いやって入れて洗濯ネット掛けて置いた。
来てくれた職員さんは一目見て
「あぁ これはアオバズクです、フクロウの一種です。この辺の山にいますよ」
「じゃぁ山に戻すのですか?怪我してるのに?」
「野生の物は案外強いです、保護することがストレスになって逆に弱って死んでしまうことがあります。怪我の原因は恐らく電線でしょう」
鳥がいた畔の真上には電線。そうか夜飛んでて電線に引っかかったのか。エサ取りに降りて猫にやられたわけじゃないんだ」
「これは雛でなく成鳥ですよ。アオバズクはそんなに大きくないです。ネットで観てみてください。この子は様子見てこの辺りの自然保護区に放します」
と、段ボールごと連れて帰りました。

自然保護区って何処よ?と思ったけど、目の前からいなくなり猫に襲われる危険だけはなくなった。
山には山の危険があるだろうけど仕方ないのだろう。
だけどたかが怪我した鳥、って思ったけど見に来てくれただけでも嬉しかった。
有難う、保健所の職員さん(それが担当の仕事なんだろうけど)

ネットからお借りしました




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