シロとマー母さんの日々
お空組のシロ、くう太と まる湖や保護猫と日々の暮らし




シロ、シロちょっと起きて。
    
何?お母さん。
シロ、あんたお母さんの代わりに山へ行ってきて?
えー?僕が?
そうよ、お母さん腰は痛いし、肩も凝って歯まで痛いし・シロがお山でウラジロ採ってきてくれると助かるなぁ。
どうやって?
ほら、鶴の恩返しみたいに人間になって行くんだよ。
・・・・・。
毎日お腹いっぱいご飯食べられるのはだれのおかげかな?
僕はまだ5歳だから人間に化けるには修行が足らないよ。
じゃあどの位修行すればいいの?
うん、後ね20年位。そしたらきっと人間になれるよ。25歳できっと今より大きくて力持ちだよ?
・・・・・・。そう、どんな修行?
お腹いっぱい食べてこんな風に寝てればいいと思うよ?
・・・・・・。じゃ、今日は行かないのね?
うん。お母さんお祖父さんと行ってらっしゃい、僕お留守番してるからね。
シロ、20年したらお母さんに恩返ししてくれるのね?
そうだよ、それまで毎日修行するよ。
ご飯食べてお昼ねするんだね?

うん・・お休み、お母さん。    
   

ウラジロ採りながらマー母さんは本気でシロの手が借りたかったのでした・・
                                     END





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