棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

13日 金曜日

2013-12-13 09:21:22 | 山郷の暮し
13日の金曜日といえば、イエス・キリストが磔刑につけられた日で、キリスト教では忌みの日とされ、さらにキリスト教では13という数字も嫌います。
ところが、日本ではそんなワケよりも欧米の習慣を取り入れてしまう。
今更いうのもおかしな話ですが、これからくるクリスマスもしかり。
過ぎてしまいましたが、米国のハロウィンも最近では当たり前になりつつあります。
マーー面白いことは理屈なく楽しもう、という無節操とも言える事が日本人なのかもしれない。

キリストが生まれた25日は誕生日で、キリスト教徒にとって大切な祝日ですが、
日本では誕生日を祝う週間は、文明開化だと欧米の習慣を取り入れた明治以降のことです。
誕生日よりも亡くなった日、つまり命日または祥月命日を大切にし仏事をしてきました。
それに対し欧米では、誕生日を祝う習慣です。

少々こじつけになるかもしれませんが、人生の終焉を大切にする日本と、新たに事が始まる誕生日を祝う欧米との本質的な違いがあるきがします。
亡くなった人の過去を思う命日をネガティブ思考・感覚とすれば、
何かが始まる誕生日はポジティブな思想体系ともいえなくもない。
欧米の週間を商業化して流行らせてカッコイイとしてしまいますが、
本質はどうにもなっていないということです。

話を13日に戻しますと、この日はイエス・キリストが磔刑につけられた日で命日ではありません。


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