棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

葬儀-1

2008-10-25 09:06:12 | チョット一言
たて続けて葬儀がありました。
我が家の全ての花瓶に、立派な花が生けられています。うれしいですねー。

「浄土宗系」の葬儀に始めて参列、聴きなじみの無いお経.
といっても、お経はまったく判りませんが、色々な調子があるものですね。
私の読経のウマイ下手の差は、心地よく眠くなるか、それとも、なんだかしかられている様な・・・。
葬儀評論ができるほどの回数があるわけではないのですが、それにしても沢山の宗派があるものです。
いずれも、我が宗派が一番とばかり、チンぽんジャンと賑やかです。
この宗派仏教のありかたは日本独自のもので、決して世界仏教のあり方ではアリマセン。他国にも宗派はありますが、学校的なもので、学びの集まり学校みたいなもの。
それに対し、日本の宗派はセクト的な、宗我組織といえます。
各宗派の開祖は、吾こそは釈迦の教の真髄を明らかにした思います。
決して宗派の樹立を目的にしたわけではないのですが、時代を得るとどうしても本意とことなり、守りの体制になっていったのでしょう。
なにか日本人の体質そのものが潜んでいる。
その上、江戸時代に制定した檀家制度で、お寺は安泰。目的を見失った宗教ビジネスのマンマン、今日に至っている。

そんなことが現在、葬式仏教といわれ、告別式といってもなにか馬鹿馬鹿しさが残ります。
私が仏画を描くこととは全く関係なく「葬式坊主で葬式はしたくねーー」と、心から思うのです。

写真は文とむかんけい。マンダラ・パフォーマンスの張りぼて

最新の画像もっと見る

コメントを投稿