棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

リンゴはナゼ赤い

2012-10-17 17:04:37 | 山郷の暮し
久しぶりの雨です。水やりを忘れていた菊が元気になりつつあります。
22-3度もあった気温も一気に下がり、電気ストーブを引き出す。
寒暖の差が大きくなっると「よろしくお願いします」とりんご園から電話がある。
「玉回し」の作業が始まるのだ。
りんごの色艶をよくするために、密着した葉を摘み取り、りんごを1/3回転ほどさせる。
写真のような葉を摘むといってもむやみにとってはいけない。
葉一枚一枚がでんぷん製造工場であるからです。
時には玉がポロリともぎ取れてしまうが、この作業は割合気楽で、秋空の元では楽しく、ノテな私だがりんご園のお手伝いは気に入っている。

ところで、りんごはどうして赤いのでしょうか・・。
秋のみごとな夕焼けの光を満面にうけ、赤く染まるのです。
だったら面白いのですが紅葉と同じアントシアンという赤い色素なのです。
黄色などのりんごは赤い色素が少ないために、夕日を浴びても赤くなりません。
まーー夕日というよりは、果実の中ででんぷん糖にかわることと、気温が下がってもたっぷりと紫外線をうけなくてはなりません。
ところで、新鮮なりんごは蝋のようなワックスのよなべたつき感があります。
その正体は・・・・次回

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