棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

髭剃り

2014-04-25 11:49:31 | 山郷の暮し
前回は「髭剃りの仕方」なるサービスがあるらしいことを、多少驚きと「そこまでやるの・・」と言う思いで書きました。
自分はどうだったっけと思い起こすと、まず浮かんだのが、父親がよく剃刀で切ってしまった顔なのです。
昔の剃刀はナイフのような直線型であった。
理髪店で髭をそってくれる剃刀の変形で、持ち方も難しく、剃るとなると大変だ。
と言うのは、髭もないころいたずらで「髭剃り」をしたらたちまち切ってしまった。
母からしかられた記憶が蘇った。

髭がポチョポッチと生え出した高校生ころ、まだ其の剃刀はあった気がする。
多分数回は切ってしまい、T形の「安全剃刀」に救われた。

髭剃りは大人になった気分で、濃い髭にあこがれたものだった。
学友から 消しゴムでこすると髭が濃くなる と、仲間でごしごしこすったものだった。
しかし、其の効果はなかったらしく髭は薄いほうである。

髭も白くなり不精をしていても目立たなくなり、人の眼も気にならなくなった。
というより、気にもされていねーーか。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本