棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

20年前のヒ゛デオ

2014-02-25 08:59:09 | 山郷の暮し
1980-1990年代、VHS-8mmなどテープタイプのビデオカメラで撮りためた、海外の人々・風物などのテープがある。
中にはカビが出てしまつたものもあるが、なんとかなりそうで、ただ今 PCに取り込み、DVDに焼き付けている。
私のPCの容量と大いに関係するのだが、一つ一つの作業に大変時間がかかってしまう。

大雪で寒いので何もできないからいいのだが、そおいうものだと決めてやらないと、とてもできるものではない。
ポカポカとしだし、チョウチョでも舞いだしたらとてもやっていられまい。

全てが20年以前になるのだが、再生してみるとはっきりと思い出してくる。
ヒマラヤの寒村で取材した子供達、インドネシアの熱帯雨林の人々、そして、中国がようやく海外に門戸を開いたころの、激悪なシルクロードエリアの一人旅。
今の中国では考えられないだろうが、20年以前は自由な旅はできず、いつもどこからか見張られている、という感じがした。

ただいまの中国の若い方々は知りませんが、二重価格制度で外人はそれ用の紙幣があり、中国人よりも数倍もした。
ともかく、外貨確保の政策が見え見えであった。

なによりも、広大な大陸の移動には交通機関のチケットが購入できず、泣きたくなるほど苦労をしたものだった。
当時は 一人自由旅人 にとって中国はあこがれでもあり、最も厳しいところでもあった。

特に写真やビデオ撮影は難しく、無難な対象しか撮影がされていないのは残念だがしかたがあるまい。

例えば、駅などで猛牛の突進のごとく汽車に乗り込む人々など思い浮かぶが、その撮影は絶対に危険な行為だった。
公安の市民への横暴な振る舞い(今も変わりがないが)
などなど、つぎつぎと目に浮かんできます。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本