心の扉を開く 【アイリーン・キャディ著:日本教文社】
5月12日:とにかくすべてを愛しなさい
わたしを愛さなければ、
わたしを知ることも、
わたしの生き方を生きることも、
わたしの意志を実行することも出来ません。
そして、お互いを愛することなしに、わたしを愛することはできないのです。
神を愛することについて語る人はたくさんいます。
なのに、自分自身を愛すること、同胞である他の人間を愛するとはどういうことなのか知らないのです。
秘訣は、とにかくいつも愛することです。
一番大事な学びは、愛することなのです。
今自分のしていることを愛すること、
そばにいる人を愛すること、
周りを愛すること、
住んでいる場所を愛すること、
今呼吸している空気そのものを愛すること、
そして自分が歩いている大地そのものを愛することを学ばなくてはいけないのです。
自分の目に入るものすべてを愛しなさい。好き、というだけではダメです。
愛すること、それも心の底から愛さなくてはいけません。
時として見つめ、内面にどれほどの愛情があるかを改めて見ているといいでしょう。
日頃の生き様を思い、自分の考えること、口にすること、そしてすることすべてにどれほどの愛を注いでいるか、考えてみるのです。