想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

こころのおく

2010-07-01 12:58:15 | 家族
今に始まった事ではないけれど、
娘は時々、手の付け所がないくらいに
泣き叫ぶ時がある。

アマノジャクな部分があるからか、
機嫌が悪い時は特に大変で、
「抱っこして」と言うから抱っこしようとすると、
手を私の払いのけたりする→じゃあ、抱っこしなくていいの?って聞く→
「ヤダっ!抱っこして!」→抱っこするからおいで→
また「ヤダッ!」…

というような、堂々巡りが30分~1時間繰り広げられるのだ。

これが始まると(内容は違うが、ああ言えば、こう言う)とにかくどうしていいか解らない。
本人の冷静さがかけてしまっている分、
何を言っても聞き入れて貰えない。
さすがに怒っていなかった私も、イラっとしてしまう。
(ホントに大変なのよ~泣;)

毎回長期戦ではあるが、、最終的には終焉を迎える。
娘も冷静になった時、
自分のしていた事をどこかでわかっているもんだから、
「ごめんね…。」と謝ってくるのだ。

こう言う事をしてしまうには、彼女なりに思いがあるのだろうけど、
(何せ多感だし、日々葛藤している様だから)
肝心な事は言わないから困ってしまう。

昨日も同じような事があった。
いつもの長期戦の末、ボソッと話をしてくれた。

「保育園でテっちゃんと遊ぶのが大変。(クラスの)みんなと遊びたい時だってあるの」と。

確かにこの事はいつも言っていた。
弟が姉を頼りにして、付き纏うのだ。
責任感の強い娘は「なんとかしないと!」
と思い、相手をしてあげるのだが、
それが逆に自分を辛くしてしまっているようなのだ。
知ってはいたが、ここまで負担になっていたとは…。

確かにツイ先日知ったのだが、同じクラスのMちゃんに
「Mちゃんは一人暮らし(多分、一人っ子の間違い)でいいなぁ…。」
と愚痴っていたようだ。

さすがに、大人の方でどうにかしてあげないといけない気がした。

「マチが頑張っているのは、みんな知ってるよ。
でも、ずっと頑張ってると疲れちゃうから、
たまにはヤダーッて言って先生にテっちゃんを見て貰うよう頼んじゃいなよ。」
と伝えた。
「お母さんからも先生に頼んでおくからさ。」とも。

自分の思いを吐き出し、その思いに共感してみたからか、
娘はちょっと元気を取り戻した。

卒園まであと9ヶ月…。
本人にとっては、長いよね…。

介護の現場ではないけれど、
「頑張り過ぎちゃダメなのよ…」と言いたい。


今朝、昨晩の事なんて忘れていると思ったら、
「お母さん、昨日の事、ちゃんと(先生に)伝えてよ。」
と念を押された。

難しいなぁ…。
愛情不足?と、今度は自分自身を責めたくなる。