原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

2016夏 左都子の台北旅行 飲食編 -5-

2016年08月28日 | 旅行・グルメ
 (写真は、台湾レストラン入口にて撮影した風景。 娘が映っているため、あえて縮小版を掲載した。)


 台湾レストランを訪れるのは、我々親子にとって台湾訪問後これが2度目だ。

 ただし2度めの訪問はバス団体ツアーに頼ったため、他の日本人観光客の皆様に配慮し、食事現場の写真撮影は自粛した。


 それにしても、このレストランにての台湾料理が実に美味だった事には感動した。


 何と言うのか、私の口によく合うのだ。 

 塩分が抑えられ、台湾独自のスパイス・調味料であろう香辛料が辛過ぎず甘過ぎず、全ての料理にマッチしている。

 私は中国本土には旅行した経験が無い。

 が、台湾とは日本の植民地統制を50年にも及び強いられた関係で、これ程までに卓越した料理文化を歩めたものと感動させられる。

 バスツアーにての日本人旅行客満載との、私にとっては “究極に不本意な団体行動時” に窮屈な思いをしたとは言え、料理内容に感激出来たのも今回が初めての経験だ。

 海外旅行に於いては料理がまずいとの経験則を(自分で食べるものを選択出来ないバスツアーに於いて幾度となく我が失策として繰り返して来たが)、ここは台湾料理の美味ぶりに拍手申し上げたいものだ!!


 あっ、そうそう。
 朝食に関して書き忘れたが、毎朝ホテルの台湾バイキングを頂いた。(レストランへは手ぶらで行きカメラを持ち込むのを忘れたために、残念ながら一枚も撮影出来ていない。

 これがまた品数豊富で美味! そもそもバイキングの苦手な私も、その味付けの良さのお陰で美味しく朝食を頂けた事に感謝する。

 しかも、出発の朝が早朝(と言うより真夜中)だったため朝食バイキング時間よりも早かったのだが、何と!、サプライズにはホテルのご好意により無償にてお弁当を持参させて貰った。  (もしかしたら、私がバスタブで転倒して負傷した事を哀れに思って下さったのかも知れないが…  真相は不明だ。
 お茶まで付けていただいたのに、空港の保安検査所に於いて一口も飲まないまま没収されたのは、実に申し訳ない思いだ。

 バスタブ シャワーカーテン破損の損害賠償も一銭もしていない身にして、ホテルの手厚いご待遇にここで改めて御礼申し上げたい。
 ありがとうございました! 
 

2016夏 左都子の台北旅行 飲食編 -4-

2016年08月28日 | 旅行・グルメ
(写真は、今回我々が利用した格安航空会社 スクート 機内の“飲食メニュー”の中の1ページを撮影したもの。)


 この辺で、台湾旅行 “飲食番外編” を公開しよう。

 今回の台北旅行では格安航空会社の位置付けにある スクート を利用した。 (それ故に旅行費用が安価で済んだのが事実だが。)

 私にとって格安旅客機を使用しての旅は、国内外問わず今回が初めての経験だった。
 ただネット検索にての前評判によれば、 スクート との航空会社に関してさほどの悪評は無かった。 座席もゆったりしている様子だし、機内食のみ有料であるものの、機内スタッフの対応も良ければ、安全対策も充実していると、ネット調査済みだった。


 さて機内へ搭乗してみると、まさにネット情報通りだ。
 機内スタッフ達の顧客への対応は、むしろ今まで経験した航空機利用国内外旅行に比して良質との印象すら受けた。 
 例えば日本人客が困惑していると、すぐさま日本語が出来るスタッフに伝言されそのスタッフが駆け付ける様子だ。
 この私も 「入国カード」が配布されないのをスタッフに告げると、すぐに日本語可能スタッフが「入国カードを持参して席まで来てくれた。

 
 ところで私が思うに、 スクートの一番の弱点とは 「無料機内飲食サービス」が一切無く、すべての飲食物を機内で有料にて購入せよ! と厳しく指導している点とみた。

 この猛暑時期に、搭乗客にペットボトル1本の機内持参も許さない!との意固地とも言える徹底ぶりは、さすがに行き過ぎではなかろうか??
 下手をすれば、エコノミー症候群発症にて死者が出ないとも限らない。 あるいは、子供連れの顧客にはお菓子程度の持ち込みを許しても損はないとも思うのだが……。

 機内で飲食したいのならば、“飲食メニュー”をご覧の上スタッフに申し出ろ! と言うが…

 安全対策には周知しているらしき スクートは、乱気流が発生すると「機内サービスを取り止めます」とアナウンスする。 その間に、もしも水分不足で健康を害する顧客が出た場合、如何に対応するつもりなのだろう。


 せめて猛暑の時期等には、敢えてペットボトル1本程度の飲料持ち込みや幼少の子供用のお菓子持ち込みを容認(と言うより強制)するのが、 今後の格安航空会社 スクートの「命綱」と私はみるのだが…。

 スクートさん、如何だろうか??
 

2016夏 左都子の台北旅行 飲食編 -3-

2016年08月28日 | 旅行・グルメ
 (写真は、我々母娘が宿泊した台北のホテルのすぐ近くで撮影した店舗。)


 台北には、数多くのセブンイレブンが進出していて、街のあらゆる場所で目にする。
 聞いたところによれば、ファミリーマートも台湾に進出しているがローソンは無いとのことだ。

 このセブンイレブンには台北滞在中、2度程買い物に行った。 
 牛乳が欲しかった(実は成分無調整牛乳が原左都子の大好物で、何処の国へ行ってもそれを探して彷徨う人間である。)のだが、台湾語を苦心して呼んでも私が見落としたのか、どうやらここでは「調整乳」しか見つからない。
 やむを得ず「ココア」を買い求めたのだが、これが何とも濃厚で美味な事!

 台湾の(お土産品ではなく)普通のお菓子類も沢山購入したが、これもまた美味! 

 それからおにぎりも普通に販売されていて、私は海鮮おにぎり🍙を買ったのだが、何とも盛沢山の海鮮類が中に入っていて、日本のコンビニおにぎりよりも数段美味だ!! しかも安価。



 上記写真に「CoCo壱番館」も映っているが、この種のファーストフード店やレストランも数多く進出している。


 我々親子は、その中で 「やよい軒」へ行った。
 日本の「やよい軒」に比して高級仕立てのゆったりした店舗構えで、値段も多少高いのだが、その分居心地がよい。
 メニューは日本とほとんど同じだが、味が微妙に異なるのは使用しているスパイスや調味料の違いによるのだろう。
 周囲に日本語を喋る人が一人もおらず、どうやら地元の人達に人気の様子だ。
 台北「やよい軒」の特徴は、あくまでも日本語対応をしている点だ。 「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」「またお越し下さい」 等々、スタッフ全員が日本語で挨拶をする。 ただし、その他の会話はすべて台湾語であり、我々には日本語対応スタッフが対応してくれた。
 世界遺産となった和食ブームもあるのか、ここは敢えて「日本」をセールスポイントにしているものと判断した。


 台北食べ歩きは、まだまだ続きます。

2016夏 左都子の台北旅行 飲食編 -2-

2016年08月28日 | 旅行・グルメ
 (写真は、地下鉄駅へ向かう途中の地下ショッピング街にて見つけた寿司店店頭にて撮影したもの。)


 台湾には、数多くの日本の食企業や飲食店が進出している。

 上記写真の寿司店も、おそらく日本企業が経営母体であろう。

 ご覧頂けるように、日本で買うよりも多少安価だ。 
 上記写真の寿司ばら売りの場合、一貫の価格が10元と言うことは日本円にすると約35円。 
 パック入り寿司も沢山販売されていて、その値段も日本よりも安価だった。


 この後スーパーマーケットへ行くと、日本の中島水産がスーパーマーケット内の一角に寿司コーナーを出店していた。 日本語ペラペラの店員氏が、「お昼ご飯にいかがですか~」と勧めてくれる。 
 先ほど見た地下街の寿司販売店よりも、ずっとバラエティ豊富に寿司弁当などが販売されている。 もはや、日本国内と何らの違いもない。


 寿司レストランも、街中に数多く存在している。


 日本人が台湾を好む理由は、まさに食に関して何らの違和感もない故だろう。

 引き続き、台湾へ進出している日本食企業に関してレポートします。 


 
 
 

2016夏 左都子の台北旅行 飲食編  -1-

2016年08月28日 | 旅行・グルメ
 (写真は、台湾到着直後の夜、ホテル近くの台湾レストランにて娘と二人で食事をした時のテーブル風景。 食事途中で写真撮影するべき事に気が付いたため、多少汚らしい事をお詫びしておく。)


 台湾旅行初日はホテル到着時刻が遅かったため、とりあえず近辺のレストランにて夕食を取る事とした。
 何分下調べ不足の今回の旅行。 ホテルのフロントにて近場の台湾レストランを紹介して貰い、そこへ出かけた。

 結構立派な店構えのフロアーが広いレストランだが、席に案内されてみると周囲から日本語会話がちらほらと聞こえてくる。 おそらく、現地の人々と旅行客が共々に利用しているレストランのようだ。
 メニューを見ると日本語表記はないものの、英語表記である程度の内容は理解可能だ。

 写真の料理は小籠包(中にスープが入っていた)とお店お勧めチャーハン(具材が不明だが海苔のようなものが混ぜ込まれていた。多少不思議な味だが美味しかった)。
 そして一番右の料理を娘が注文したのだが、これが一体何なのか最後まで分からず終いだ。
 娘曰く、メニューを見て「青椒肉絲」風の料理と把握したらしい。 確かに豚肉とパプリカが入っていて味付けはそのようだが、上に盛られている白っぽい食材は一体何だろう? 私は、豆腐を固めた食材と想像した。(後日、スーパーマーケットへ行ったら同じ食材が売られていたため、豆腐系には間違いないだろう。) まずくはないのだが何ともその量が多過ぎて、申し訳ないが残してしまった……

 飲み物は、台湾ビール。 (それに、最初から熱いウーロン茶がお替り自由状態で提供される。)
 次の日の朝早い出発を予定していたため、この夜は底無し飲兵衛の私もこれ1本で我慢した。


 ホテルへ帰った直後、私はバスタブ内転倒後頭部強打・シャワーカーテン破損事件を起こす(台湾旅行記バックナンバーを参照下さい。)のだが、決して酒に酔っていた訳ではない。
 たかがビンビール1本でふらつく程の軟弱な人間でない事は、我が40年を超過する “飲んだくれ人生” の歴史が物語っている。
 
 (そんな事でえばるなよーー、って?!?  大変失礼致しました。)