原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

原左都子が選ぶ 「ビリー・ジョエル」 トップ10

2011年12月07日 | 音楽
 (写真は、原左都子が20代前半の頃趣味で活動していたアマチュアロックバンドの舞台。)

 本エッセイ集2011年4月のバックナンバー 「原左都子が選ぶ“ビートルズ”トップ10」 に於いても同じ舞台の別写真を掲載させていただいているが、これは同舞台の第2幕で衣裳替えをしたバージョン。  私一人“足がぶっとい大女”のごとく映っているが、この写真が私の斜め前方から撮影されているからであり、実際の私は足がもっとスリムだったし写真程の“大女”ではなかったと自己弁護しておこう… 


 久々の「原左都子が選ぶトップ10シリーズ」であるが、その第4段において音楽好きの私が今回取り上げるのは 「ビリー・ジョエル」 である。

 この年末の時期に何故「ビリー・ジョエル」 なのかと言うと、これには私なりの理由があるのだ。

 7月末よりダンススタジオにおいてウォークマンを耳に“単独ダンスレッスン”を始めたことは既にバックナンバーで紹介している。
 毎週欠かさず体育館に併設されているダンススタジオを一人で訪ねては1時間“単独ダンスレッスン”をたっぷり堪能している私の行動を、端で見ている現在自宅療養中の身内が不思議がるのである。 
 「毎週毎週スタジオに出かけて、よくぞまあ一人で1時間もの長時間踊るべくダンスがあるものだ……」
 (病人に言われたくはないわ、と思いつつも)何分音楽好きの私である。 音楽(ディスコサウンドやソウル、ロック等々なるべくアップテンポの曲がいいのだが)さえ耳から流れてくるとそのジャンルが何であれ自然と体が動く私は、その種の音楽がある事それだけで何時間でも踊り続けられるのだ。
 
 それが原則であるものの、バックナンバーで記した通りこのスタジオには数少ないとは言えども人の目がある。  そうした場合、単独ダンスを楽しんでいる私にも一応の“羞恥心”が漂うというものでもある…。

 単独ダンスを始めて5ヶ月目となる今、新しい楽曲を使用して新たな振り付けのダンスを披露するべきではなかろうか??? 
 原左都子がその種の行動に出るのも必然的な成り行きであった。


 ここで参考のため、今まで私の単独ダンスに好んで取り入れてきたアーチスト名を挙げることにしよう。
 ダイアナ・ロス、クインシー・ジョーンズ、アース・ウィンド&ファイア、アラベスク、ジンギスカン、ボニーM、ヴィレジ・ピープル、KC&サンシャイン、サンタ・エスメラルダ、ホット・ブラッド、トニー・バジル、ディープ・パープル、エアロスミス ……   
 加えて、若い頃より既に振りをマスターしている ピンクレディ に モーニング娘 もはずせない。

 ピンクレディ と モーニング娘 に関しては、その振りをユーチューブ等で再学習したものを自分が踊り易いように多少アレンジして踊っている。
 その他のアーチスト(ほとんどが70年代ディスコサウンドであるが)に関しては、70年代にディスコ現場で経験したステップ等を参考にしつつ、これも自分でアレンジしながら単独ダンスを楽しんでいるというのが現状だ。

 人の目がなければそれで十分我がダンス欲求は満たされるのであるが、身内に指摘されてみると、確かに単独ダンスと言えども「新天地」を開発していくのが次なる楽しみに繋がるということであろう。


 そんな時、我が脳裏に蘇ったのが ビリー・ジョエル なのである。
 
 ビリー・ジョエル氏とは米国ニューヨークの豊かな家庭に生まれながらも、両親がユダヤ系であった等の事情で子供の頃には“いじめ”に遭う等さほど恵まれた環境にはいなかった様子だ。 それでも父親の音楽の才能を引き継いでピアノの能力を高めつつ、音楽界で才能を開花した人物であるようだ。 “コロンビア大学へ入るよりも、自分はコロンビアレコードと契約したい” との意思の下に、その後鬱病等で紆余曲折しつつも音楽界を邁進する人生を歩んでいるとのことだ。 (以上、ウィキペディア情報の一部を引用要約) 

 その ビリー・ジョエル を原左都子が何故に今思い出したのかというと、やはりその原点は70年代ディスコに遡る。
 氏の「ストレンジャー」は今尚忘れ難いディスコサウンドである。
 ディスコで聴いて踊った「ストレンジャー」をきっかけとして、その後若き私はビリー・ジョエルにはまったのである。
 この後何年にも渡って「ニューヨーク52番街」「グラスハウス」等の氏のアルバムを“カセットテープ”で購入して楽しんだ原左都子だ。

 そんな私は、上記のごとく「ストレンジャー」を思い出したことをきっかけに、今回ビリー・ジョエルのベストヒットアルバムCD2枚組みをネット通販で購入した。

 
 久しぶりに聞く ビリー・ジョエル は、やはり実に素晴らしい。

 そこで今回は勝手ながら、還暦に近づきつつある原左都子が今現在傑作と感じるビリー・ジョエル氏の心が伝わる楽曲をランキングして以下に紹介することにしよう。

   1位   「ムーヴィン・アウト」

   2位   「素顔のままで」

   3位   「マイ・ライフ」

   4位   「ストレンジャー」

   5位   「ガラスのニューヨーク」

   6位   「ロンゲスト・タイム」

   7位   「ロザリンダの瞳」

   8位   「ロックンロールが最高さ」

   9位   「オネスティ」

   10位  「ドント・アスク・ミー・ホアイ」


 これらの中からアップテンポの楽曲を我がウォークマンに録音して、昨日ダンススタジオまで持参した私である。
 ところがダンスナンバーとしては残念なことに、例えば上記1位の「ムーヴィン・アウト」にしても、4位「ストレンジャー」にしても、ビリー・ジョエルの楽曲とは実にメロディアスであることをスタジオで再確認である。

 アップテンポダンスを好む私にとってはダンスナンバーとしては適さないのかもしれないが、実に情緒豊かなヒット曲を量産しつつ今62歳を迎えているビリー・ジョエルに感謝して、今後は我が家のユーチューブで聴いて歌って楽しもうと考えている私だ。