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Over Cancer Together サバイバースピーキングセミナー

2013-08-29 | 乳がん(がん)について



Over Cancer Together!!
ーがんを共に乗り越えよう!-

このブログでも何度もお伝えしている言葉です。

これは、ただの言葉ではなく、

米国がん協会と米国LIVESTRONG財団のがんサバイバーシップのキャンペーン活動です。

そして、もちろん、この言葉は、

がんサバイバーへのメッセージであり、

社会へのメッセージです。

そのメッセージを伝えるためのフォーラムが、

2013年12月7日(土)に、開催されます。

キャンサー・サバイバーの体験談を聞き、がんと診断された後も暮らしやすい社会にするために何ができるかを考えるフォーラムです。

(詳細はこちらをご覧下さいね!)

SNSなどで様々な情報を得ることもできますが、実際にリアルに目の前で聴く体験談にまさるものはありません。

そこで、その体験談をいかに上手く話すことができるかというセミナーが先週末にありました。

話の構成の仕方、話し方から、メディアリレーションズに至るまで、大変勉強になるセミナーでした。

Over Cancer Together サバイバースピーキングセミナー





私はJapan for LIVESTRONGのスタッフとしてお手伝いで参加させて頂きましたが、

がんになって以来、こんなにたくさんの方の体験談をじっくりと聴いたのは初めてと言える一日でした。

がんと言えども、たくさんの種類があり、サバイバーそれぞれの人生があり、

がんについての想いは人それぞれであり、

共感することもあれば、そんなこともあったんだー!という驚くこともあります。

これは、がんに関わらず、生きていれば様々な想定外の困難にも遭遇する人がほとんどだと思いますが、

どんな方にも、この体験談は、大変に得るものがあると思います。

いくつか、ここで、私がふむふむと思った参加者の方のお話しをご紹介したいと思います。

●ガンになる前は、いつか~したいな~ → がんになってからは、今やる!
● これから生きていく時間をどんな顔をしてどんな風にどんな人と生きていくか、ということを思った。
● がんになったお陰で、生きている間に、生まれ変わる機会を与えてもらえたことに感謝できるようになった。
● がんになったことで、変えられないと思っていたことを変えられる可能性があるということを知った。
● 子宮頸がんの予防について、世の中に広まったことによって、性交渉や男遊びが多い人と思われる偏見に曝されることになった。
● 正しい知識が広まることを望むと共に、人への思いやりの気持ちが大切だ。
● 小児がんの方のお話し、入院した頃はたくさんの友人がお見舞いに来てくれたが、3ヵ月するとだれもお見舞いに来てくれない。病院で入院している自分と社会で生きている他の人と隔たりを強く感じてしまう。
● 子どものときに入退院を繰り返し、たまに学校へ行けても、いじめに会う事実。
● 小児がんの方 がんになったからこそできることがある。自分たちが未来に向けて何ができるか、体験を未来につなげたい。社会の中での病院の在り方が変わることで、偏見も減ると思う。
● 自分の体験について、誰かに影響を与えることができるという喜びを楽しみたい。
● がんになって励まされた言葉と傷ついた言葉がある。善意を100%受け取れる言葉を世間に知ってもらいたい。
● 余命1年と言われた方。絶対に自分は死なないと宣言し、苦しい抗がん剤も受けた。先生からこの抗がん剤に勝てた人はマレと言われたが、それは何かの使命があると思い、前向きになることができ、生かされていることに心から感謝できることに、以前よりずっと幸せを感じることができている。
● 会社にがんになったことがばれると困るので、周りの人にもがんになったことを打ち明けられない。
●がん=死ではない!これを第二の人生、貴重な体験としてとらえることが大事なこと。空って青い、風ってこんなに気持ちいいものなんだ、というような小さなことでも幸せを感じられる自分が嬉しい。

そして、これは個人的に、最も感動して泣いてしまったお話し。

●ご年配の男性。
男は黙っているもの、沈黙は金、口は災いの元というような時代に育ち、その上、他者に自分のネガティブな話をするものではないとずっと思ってきたけれど、
今日、自分のこの恐ろしい体験を話すことで、少しでも人のお役に立てることができるのかもしれない、と初めて思えたという。

これは、私の父が、母の介護のことなど辛いことを誰も言えず、男としてのプライドもあり、しかしながら、誰にも話せないことにより一人で抱えてしまう苦しみとまさに似ていると思いました。
ご年配の男性は、日本男子としての性格上、患者会などにも積極的に参加できず、誰にもホンネを話せず、ひたすら苦しみを一人で耐えていらっしゃる方は、
日本全国、がんに限らず、多いことと思います。

まだまだご紹介しきれませんが、たくさんのがんサバイバーの声を聴いてもらうことで、
少しでも社会が変わり、がんになった人たちが生きやすい社会になるといいですね。

また、このセミナーで、自分の体験談をどう伝えようかと考えているうちに、話し手自身が、自分について新しい発見をしたり、励みになったり、自己肯定できたり、癒やされたりしている姿を拝見させて頂きました。

人前で話さなくても、自分の体験を誰か身近な人に上手く話すことで、
より理解してもらえることができたら、それだけでも十分助かるスキルだと思いました。

このセミナーは、とても素晴らしいプログラムです。

機会があれば、私も自分のセミナーの中に組み込んで、ご紹介したいくらいです!




この次の日は、12月のフォーラムに向けて、
スタッフだけのMeeting。




7月28日に私が企画させて頂いた上映会&トークショーは、こちらに写っているお二人、アメリカのがん協会とLIVESTRONG財団から5万の助成金を頂き行いました。もうすぐご報告できますが、このイベントで20万以上の寄付を集めましたので、12月のフォーラムの資金としてOCTに寄付を致します。

12月7日、楽しみです!
秋葉原UDXです。

ぜひ、がんサバイバーの方は、あなたが理解して欲しい人もお連れになってくださいねー!

一般の方にもぜひお越し頂きたいです。

きっとがんは自分の人生には関係ないと思われる方がほとんどでしょう。
私もガンになる前は全くそうでした。

しかしー!

今後、2人に1人は、ガンになると言われております。

人ごとではなく、これからの未来のために、がんサバイバーの体験談を知って頂くだけで、必ず今後の人生のお役に立つことと思います。

よろしくお願い致しますー


Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう






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