黄昏人生徒然日暮らし

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読書「臆病な医者」より心に残った言葉 (その1)

2017-10-24 | 読書
南木圭士 著  朝日新聞社


医師であり作家でもある南木佳士氏の著書から心に残った言葉・共感できた言葉(太字)を引用し一言コメントしました。


*老人問題は他人事として議論しているほうがはるかに楽なものだ。寝たきりはもちろん健康な老人とすら同居したこともないくせに、在宅介護が最も大切なのですなどと公言してはばからない偽善的な医者達を、うしろから尻をけっとばしてやりたくなる。
(コメント そんな発言をしたK大物政治家がいましたね。知識人・テレビキャスターも机上の論理だけを綺麗事を言っているだけ、現場を知らないで発言するなと言いたい。)

*明日死ぬのは自分かもしれない。その思いだけが頭を占め、存在していること自体が不安でこの恐怖を消すためには存在を否定すること、すなわち自殺しかないのだと思いつめ、妻に伴われて精神化を受診してかろうじて救われたのです。
(コメント 著者は毎日自殺を考えており、奥さまは家じゅうの刃物を隠していたとのことです。)

*私は自分がうつ病を病み、己の心身の危うさ、はかなさを自覚するようになってからは予後の短い患者さんと話すのがあまり苦ではなくなりました。不安を肌で知っている人は私の仲間になったのです。
(コメント 同病相哀れむ、健康な人には病んだ人の心は解らないですから。)

*死はふいに吹く風のように、いつでも、誰にも訪れる。
(コメント 明日の事は解らない。今を大切に生きていくほかありませんね。)

*己がやんでみなければ病者の心情は理解できないと観念としては分かっていたつもりなのですが、やはり病んでみるまでは実感として迫ってはきませんでした。
(コメント 医師である著者の言葉ですが、私も高齢になり入院や通院が増えてからは実感しました。)

*末期癌の患者さんと彼を診る一見健康そうな医者も、本当のところは未来のなさという意味では平等なのだと。
(コメント 私より若い掛かりつけの医師が今年亡くなりました、諸行無常ですね。)
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