バリアフリーに関して、お客様から問い合わせのメールが来ました

お客様からの問い合わせの内容は、畳の縁（へり）が車椅子の妨げになるので、縁なしの畳に変えたい。畳の部屋を床暖房にしたい。とう内容です。

話は変わりまして・・・私個人の話で恐縮です。実は北総白○病院から母が昨日退院して来ました。要介護５のほぼ寝たきりの母です。移動は車椅子、食事も100％介助が必要です。妻と私と娘とでおばあちゃんの面倒を家で見て約半年が経ちました。今回、誤嚥（ごえん）から軽い肺炎を起こし2週間入院したのです。

在宅介護を始めた当初は不安ばかりでした。でも、一緒に生活してみると充実感に変わり、いまはごく普通に生活しているという感じです。娘もいろいろ手伝ってくれますし、いろいろ話しかけてあげたり。優しい娘の姿を見ていると、在宅介護が家族のチームワークにいい影響を与えていると感じます。

そういった中でバリアフリーのことが身を持って分かるようになりました。ちょっとした段差でも車椅子の移動の妨げにもなります。洋室から母の寝室の和室の敷居の段差も大変です。デイサービスに行く時の玄関から外に出るまでもスロープの取り外しも大変です。20年前は考えてもいなかった「バリアフリー」。

バリアフリーは、介助する人の側の対策でもあるということが良く分かりました。もし、これから改築やリフォームを考えているなら、いろいろ資料や情報を集めてから依頼したほうがいいと思います。もちろん、うちの会社でもやっています。

話を元に戻します。今回メールでのお問い合わせのお客様への回答は、本日中にお返事を差し上げます。介護の生活に、当社が少しでもお役に立てればいいなあと思います。