日本男道記

ある日本男子の生き様

雍也第六6

2011年08月16日 | 論語を読む

【原文】
子謂仲弓曰、犂牛之子、赤*且角、雖欲勿用、山川其舎諸、

【通釈】
子、仲弓(ちゅうきゅう)を謂いて曰(わく)、犂牛(りぎゅう)の子、赤*くして且つ角(つの)あらば、用いること勿(な)からんと欲すと雖ども、山川其れ舎(す)てんや。

【読み下し】
先生は仲弓のことをこう言われた、「まだらな牛の子でも、赤い毛並みでさらに良い角なら、用いないでおこうと思っても、山川の神々の方でそれを見捨てておこうか[きっと祭祀の供物に抜擢されよう]」

【English】
The Master, speaking of Chung-kung, said, "If the calf of a brindled cow be red and homed, although men may not wish to use it, would the spirits of the mountains and rivers put it aside?"

『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。



Daily Vocabulary(2011/08/16)

2011年08月16日 | Daily Vocabulary
11586.take thing too far(度が過ぎる、行き過ぎる)
This really is taking thing too far.
11587.specify(明記する、規定する)
Imagine a company dress code that specifies what type of fabric employees' underwear.
11588.have a field day(思う存分楽しむ、好き勝手にやって浮かれる)
The media have a field day ridiculing some of the quirky rules.
11589.seal of approval(承認、認可)
Foundation, mascara and discreet lipstick get the bank's seal of approval.
11590.draconian(厳格な、非常に厳しい、過酷な)
From what I can see, most of the bank's rules are far from draconian.
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西国三十三ヶ所 第二十番西山善峯寺/京都市西京区(2011/03/06)



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散歩の途中倉敷美観地区で発見した障子にうつされた影絵。
こちらは画面?もおおきく動きます。

Daily Vocabulary(2011/08/15)

2011年08月15日 | Daily Vocabulary
11581.prisoner of war(捕虜)
The activists staged a sitin at the Diet BUilding to protest the prisoners of war.
11582.spare tire(贅肉)
You have to go on a diet and try to lose your spare tire on business pages lately.
11583.affluent(裕福な)
in that country the number of affluent people withe assets of more than one billion dollars has increased for the oast five years.
11584.obsolete(使わなくなった、旧式の)
The local governmrnt is auctioning obsolete computers.
11585.recuperate(回復する)
The company is expected to recuperate its losses in the next six months.
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西国三十三ヶ所 第二十二番補陀洛山総持寺/大阪府茨木市(2010/12/06)



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散歩の途中倉敷美観地区で発見した障子にうつされた影絵。

40:東海道保土ケ谷(View from Hodogaya on Tokaido Highway)

2011年08月14日 | 富岳三十六景

40:東海道保土ケ谷(View from Hodogaya on Tokaido Highway)
この絵は私の好きな絵である。
まことに東海の旅情がそこにある。
松並木、それを通して富士の姿。
その前の街道の有様がつきせぬ感興をそそる。
休む駕駕籠、そしてどこへ行くのか虚無僧の後ろ姿。
これら人物の配置もよく、東海道中の姿をなつかしむ心が湧いてくる。
色彩もさわやかで、松並木の松の配置の見事さが、全体の画面を生き生きとひきしめている。

富岳三十六景
「冨嶽」は富士山を指し、各地から望む富士山の景観を描いている。
初版は1823年(文政6年)頃より作成が始まり、1831年(天保2年)頃から1835年(同4年)頃にかけて刊行されたと考えられている。[1]版元は永寿堂西村屋与八。
発表当時の北斎は72歳と、晩年期に入ったときの作品である。また西洋画法を取りいれ、遠近法が活用されている事、当時流行していた“ベロ藍”ことプルシャンブルーを用いて摺ったことも特色である。
浮世絵の風景画は当時「名所絵」と呼ばれており、このシリーズの商業的成功により、名所絵が役者絵や美人画と並ぶジャンルとして確立したと言える。
「凱風快晴」や「山下白雨」のように、富士山を画面いっぱいに描いた作品から、「神奈川沖浪裏」や「甲州伊沢暁」のように遠景に配したものまであり、四季や地域ごとに多彩な富士山のみならず、各地での人々の営みも生き生きと描写している。
日本のみならず、ゴッホやドビュッシーなど、世界の芸術家にも大きな影響を与えた。
当初は名前の通り、主版の36枚で終結する予定であったが、作品が人気を集めたため追加で10枚が発表され、計46枚になった。追加の10枚の作品を「裏富士」と呼ぶ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Daily Vocabulary(2011/08/14)

2011年08月14日 | Daily Vocabulary
11576.point(自分が相手に伝えたい重要な考え、論旨)
That is not the point I'm trying to make.
11577.occupant(居住者)
The will disclosed that the occupant of the mansion was penniless.
11578.in the vicinity of(~の近所に)
The average commuter would welcome a chance to live in the vicinity of his or her work.
11579.superficial(浅薄な)
Despite her superficial knowledge of accounting, Susie got the job.
11580.violent(激しく絶えず変動する、気が変わりやすい)
The stock market has been quite violent this month.
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なくしたものたちの国

2011年08月13日 | 読書日記
なくしたものたちの国
クリエーター情報なし
ホーム社

【一口紹介】
◆内容紹介◆
イラストと小説が響かせる、生きるよろこび。
松尾たいこのイラストと、それをモチーフに描かれた角田光代の連作短編小説。
女性の一生を通して、出会いと別れ、生きるよろこびとせつなさを紡いだ、色彩あふれる書き下ろし競作集。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
生きることのよろこびとせつなさ。松尾たいこのイラストから紡ぎだされた、角田光代の書き下ろし小説。

【読んだ理由】
角田光代作品だから。

【印象に残った一行】
わたしはもう、以前のわたしのようではない、無邪気で、良く笑って、何でも信じて、こわいものは台風と雷ぐらいで、人生に目標があって、「きちんとしていることが何より大事で、背筋を伸ばして生きていこうと思っていて、友達思いで、両親思いで、もちろん欠点だっていっぱいあったけれど、でも、むやみに人を憎んだり、うそをついたり、投げやりになったり、悪意で真っ黒になったり、そんなことはなかったのだ。
わたしではなくなったわたしは、平気でうそをつくし、人をむやみやたらに信じたりしない。めったに笑わないし、背中を丸めて歩いている。自分でも鳥肌が立つくらい強く、人を憎み、そのことにうんざりしてわたしなんかいなければいいと思いさえする。

【コメント】
読後さわやかな感じがした。イラストとのコラボも斬新だ。


Daily Vocabulary(2011/08/13)

2011年08月13日 | Daily Vocabulary
11571.eye to eye(同意見である、同じような見方で物事を見る)
We see eye to eye on this issue.
11572.where I'm coming from(私の立場が何処にあるか)
Do yu see where I'm coming from?
11573.a horse of different(全く別の問題)
That is a horse of different.
11574.I scarcely have time to breathe(息つく暇もない)
I scarcely have time to breathe.
11575.keep something to oneself(何かを自分だけのものにしておく、人に話さないでおく)
You had better keep it to yourself.
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西国三十三ヶ所 第二十二番補陀洛山総持寺/大阪府茨木市(2010/12/06)



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昨夜散歩の途中倉敷美観地区で発見した障子にうつされた影絵。

京都二十四節気 その十四 処署

2011年08月12日 | 京都二十四節気

京都二十四節気 その十四 処署
暑さが峠を越えて 後退し始める頃 新暦八月二十三日~九月六日(頃)
野分(処暑の自然)

立秋が過ぎ、猛暑が一段落すると、台風がやってきます。「台風」という言葉は明治以降に使われ始めた言葉で、それまでは「野分(のわき)」と呼ばれていました。野の草を分けるほど強い風、という意味です。『枕草子』には、<野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ>と、台風一過の清々しい様子が記されています。野分が去ると、「風見舞い」といって、人々は親しい人の安否を気遣い、家を訪問しました。日本には数々の「見舞う」風習がありますが、人生にも嵐が吹くことを知っていたからこそ、励まし、慰め合って生きていたのかもしれません。 地蔵盆(処暑の暮らし)
京都では、8月23日、24日に「地蔵盆」が行われます。地蔵菩薩は地獄の鬼から子どもを救うと信じられ、平安時代より信仰されました。疫病や戦乱で多くの子どもが亡くなった京都では、特に篤く信仰され、京都市内だけでも5千体以上の地蔵菩薩があるといわれます。地蔵盆になると、祠から地蔵菩薩を出し、洗い清めて化粧をし、新しい前垂れをかけるのが習わしです。会場では、赤ちゃんの名前が入った提灯が吊るされ、主役である子どもたちのために、ゲームや盆踊り、景品がもらえる「畚(ふご)おろし」など、様々な催しが繰り広げられます。


コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。

Daily Vocabulary(2011/08/12)

2011年08月12日 | Daily Vocabulary
11566.going down(さがる、下降する)
Our sales figures have been going down for three months now.
11567.close down(閉鎖する)
Otherwise, there is a chance that the whole department will be close down.
11568.outcome(結果、成果物)
The best outcome of the project was better teamwork.
11569.output(生産高、産出量)
Let's increse the factory's output.
11570.alteration(直し)
The tailor did a good job on the jacket alteration.
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西国三十三ヶ所 第二十三番応頂山勝尾寺/大阪府箕面市(2011/03/06)



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孫の午睡


Daily Vocabulary(2011/08/11)

2011年08月11日 | Daily Vocabulary
11561.go over(見返す、見直す)
I want to go over the forcast for the next quater.
11562.market condition(市況)
However, the market cinditions have changed since we made it.
11563.revice(見直す、修正する)
We might want to revice the figures, then.
11564.sales forecasst(売上予測、販売フォーキャスト)
The sales forecast was based on past performance.
11565.positive(プラスの、前向きな、増加に向かう)
The hot weather had a positive effect on our sales last year.
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西国三十三ヶ所 第二十三番応頂山勝尾寺/大阪府箕面市(2011/03/06)



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鬼灯(ほおずき)

Daily Vocabulary(2011/08/10)

2011年08月10日 | Daily Vocabulary
11556.reservation(懸念、疑い、不安)
He seems to have serious reservation about this project.
11557.cost acounting system(原価会計制度)
Could you tell me the benefits of a cost acounting system?
11558.year-on-year(前年比の)
How were the year-on-year result?
11559.performance(業績)
Our company performance is 10% better than last year.
11560.relevant(意味がある、価値がある、関連がある)
We find it extremely relevant.
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西国三十三ヶ所 第二十三番応頂山勝尾寺/大阪府箕面市(2011/03/06)



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雍也第六5

2011年08月09日 | 論語を読む

【原文】
原思爲之宰、與之粟九百、辭、子曰、毋、以與爾隣里郷黨乎、

【通釈】
原思(げんし)、これが宰(さい)たり、これに粟(ぞく)九百を与う。辞す。子の曰わく、毋(な)かれ、以て爾(なんじ)が隣里郷党に与えんか。

【読み下し】
先生が魯の司冠(しこう=司法大臣)であられたとき]原思はその家宰(かさい=封地の取締)となったが、九百斗の米を与えられて辞退した。先生は「いやいや、それをお前の隣近所にやるんだね。」と言われた。

【English】
Yuan Sze being made governor of his town by the Master, he gave him nine hundred measures of grain, but Sze declined them.
The Master said, "Do not decline them. May you not give them away in the neighborhoods, hamlets, towns, and villages?"

『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。