ケルベロスの基地

三本脚で立つ~思考の経路

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BABYMETAL探究(20160919 ”RED NIGHT” 参戦記②)

2016-09-25 01:55:31 | babymetal
ああ、早く映像作品を見たい!!!

わずか一週間も経たないのに、そんな切望が沸騰している。
10月5日のLVは、仕事のため応募もできないので、まずはWOWOW放映を心待ちにしている(11月くらい・・・?だとすれば、WEMBLEYのライヴ作品との同時期降臨というとんでもない贅沢になるのだが)。


いま、ローソンの「鶏皮餃子」と手製のサラダをつまみに、”インドの青鬼”ビールをグビりつつ、BDの『赤い夜』を大画面で流しながら、パソコンに向かってこのブログを書く、という、極楽の週末の夜を迎えているのだが、ハッと気づいたことがある。

今度の東京ドームのセットは、武道館のセットの巨大化バージョンだ!

・・・何を、いまさら、そんなの当たり前だろ!・・・?

そうなんだけど、僕は、あらためて今気づいたのだ。
迂闊だった。
武道館公演の『赤い夜』『黒い夜』でも、真ん中の台がせりあがり、その上でSU-METALが、時には、YUI・MOAも、歌い踊っていた。
「ウキミ」などは、いま見ていてもヒヤヒヤしてしまうのだが(あの、台の上でのダンス、ありえないですよね?このエグさは、BABYMETALのメタル成分の象徴的表出なのでしょうけれど)。
あの武道館の”「高さ」を備えた魔方陣”を超巨大化したのが、今回の東京ドームのステージセット、だったのだ。
パイロも、とんでもないスケールになっていた。

そして、『赤い夜』のコンセプト、”教典『BABYMETAL』をまるで組曲のように奏で続ける”を、2DAYSに拡大したものが、東京ドームの『赤い夜&黒い夜』だったのだ。

・・・それも、何を、いまさら、そんなの当たり前だろ!・・・?

いや、しかし、そのスケールが、狂気の沙汰、である。

東京ドーム2DAYSという時空間のなかで、2014年の3月に、フラフラになりながらなんとかやりとげた武道館公演初日の、いわばリベンジをする。
しかも、武道館『赤い夜』は、鹿鳴館「コルセット祭り」の巨大バージョンだったのだから、今回の東京ドーム2DAYSは、鹿鳴館ともつながっていたのだ。

つまり、

2012.7.21   目黒鹿鳴館    LEGEND~コルセット祭り                      150人(?)
     ↓
2014.3.11   武道館『赤い夜』 LEGEND“巨大コルセット祭り”〜天下一メタル武道会ファイナル〜 10,000人(?)
     ↓
2016.9.19&20 東京ドーム『赤い夜』『黒い夜』 (超巨大コルセット祭り:特に宣言はなかったが)110,000人(?)

最後の数字はもちろん動員数だが、東京ドームは2DAYSだから、55,000人にすべきかもしれない。

どっちにしても、とんでもない飛躍ぶり、である。
わはは、いやあ、すごい。
笑ってしまうというか、泣いてしまうというか。

これが、コルセットつながり、で、連続していたのだ。

いやあ、あらためて鳥肌が立ってきた。

4月のNHK番組『BABYMETAL革命』内で、SU-METALが目黒鹿鳴館でのライヴを「今までで、いちばん大変なライヴだった」と語っていた。
(その後の、MOAMETALの「いくら小さいステージでも大きいステージでも、変わらずに私たちは、BABYMETALというものを必ず届けたい。一つ一つのライヴで私たちを見せきりたいという思いが小さいころからずっとあった」という発言も、東京ドーム公演後の今ふりかえると実に実に感慨深い)。


ヘドバン10号には(皆さんもちろんすでに何度もお読みだろうが、東京ドーム後のいま、改めて引用する)こんな発言が載っていた。

MOAMETAL 最近、3人でよく話しているんですけど、武道館と同じセットリストでもう1回やりたいDEATH!
-それは初日?2日目?
YUIMETAL&MOAMETAL 初日DEATH!
MOAMETAL あのときは辛かったんですけど、ワールドツアーを回って来て体力も付いたので、今ならどんな風になるのか?っていうのを見せたいねって。武道館と、最初にやった鹿鳴館は本当に辛かったので・・・。
-鹿鳴館もそうだったんだ?
MOAMETAL はい。だからこそ、その2つはもう1回やりたいDEATH!

この、3人の「思い」を、最新のBABYMETALを見せる、というかたちでBABYMETAL史上最大の超巨大規模で「実現」したのが、東京ドームの『赤い夜』『黒い夜』だったのだ。

あえて、2日間を位置づけるならば、

『赤い夜』・・・”最新”のBABYMETAL
『黒い夜』・・・”最高”のBABYMETAL


ということになるだろう。
もちろん、両日参加できた方は、”最新”で”最高”のBABYMETALを体験されたのだが、僕のように初日の”最新”だけ、あるいは、2日目の”最高”だけ、でも、空前絶後の感動の体験だったことは間違いない。

・・・凄いね。この「物語」の構築は。台風接近の最中行われたこの「奇跡」の2DAYS、前半だけでも参加できた感激は「一生もの」だ。


もちろん、「全曲捨て曲ナシ」というBABYMETALのストイックというか偏執狂というか、そのあり方(ここが、僕たちをこんなに夢中にさせる秘密の核かもしれない。今まででいちばん数多く聴き返したアルバムは、今のところMSGの1stだろうが、それでも「Victim of illusion」はなくてもいいなあ、というか、B面はじめの神曲「Into the Arena」へのつなぎの曲だなあ、なんて最初から思ってしまっているものなあ)が、そうした「物語」を可能にしているのだ。

そして、「全曲捨て曲ナシ」を、さらに、「ライヴの全瞬間、一瞬たりとも見逃せない」、へと高めているのが、SU-METAL、YUIMETAL、MOAMETALの、全瞬間に集中した「演」奏だ。
後に映像化されたライヴを繰り返し視聴しながら痛感するのは「どの瞬間も絵になる」ということだ。
(以前にも書いたが)音源は録り直し、差し替え、加工ができたとしても、ダンスや表情は、完全に「一発勝負」「一回限り」「正真正銘のライヴ」なものが映像には残ってしまう。

それが、いつでも「完璧」だ、というのは、BABYMETALの類を絶した「実力」である。
これはもう、誰も、文句のつけようがない。

そんなことができるのは、もはや「天才」としかいいようがないのだが、しかし、それは、余裕綽々の「天才わざ」ではなく、「人並み外れた努力ができるのが天才の証」という意味での天才だ。
3人とも。

ひとつだけ「証言」を。

東京ドーム初日、「いいね!」の「コガネムシは金持ちだ~」のパート、僕のいたAブロックの花道にむかった最前列から、Dブロックに向かって身体の折りたたみをしているMOAMETALをまさに真横から見ることができたのだが、
それはまさに、掛け値なしに180度の折りたたみだった、のだ。
頭が地面に着こうか、という身体まっぷたつの屈伸から、ピシッと直立する起き上がり
その繰り返し。

先に引用したMOAMETALの『BABYMETAL革命』での発言。
口でああ言うのは簡単である。おそらく多くのアーティストたちがそう思いながら、こう言う類のことを口にするだろう。
しかし、果たして、すべてのライヴのすべての瞬間、「全身全霊」で、「命を削って」、その思いを愚直なまでに実行しているアーティストがどれだけいるだろうか?
僕は、確かに2016年9月19日にこの目で目撃した。
MOAMETALの、全身全霊の、命を削った「演」奏を。

もちろん、MOAMETALだけでなく、SU-METALも、YUIMETALも、90分のライヴのすべての瞬間を「全身全霊」で「命を削って」、BABYMETALというものを届けようと、生の声で、生の身体で、生の表情で、パフォーマンスを続けているのだ。

そのことの「凄まじさ」を、僕はMOAMETALを真横から瞥見し、改めて感じたのだ。

一瞬一瞬の一挙手一投足に命を懸ける、なんて言葉にすると陳腐だが、しかし、BABYMETALの3人は、ステージ上でいつでもそれを実現し続けているのだ。

”メタルダンスユニット”。
世界でただ一つの、この名を負うユニット。

その凄みを、僕は確かに2016年9月19日、東京ドームで「目撃」したのだった。

(参戦記 つづく)。







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2 コメント

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気付いてました? (EYMIE-METAL)
2016-09-26 22:55:08
久しぶりに「演」奏に言及されましたので私が気が付いた事を書きますね。
私、人と話してる時にまばたきの多い人って気になるんです。で、BABYMETALの写真やら入ってるフォルダを見てる時に「ん?3人で写ってる写真に1枚も目を瞑ってる写真がないな…」と思いましてトリロジーの3枚を瞬きに注目して観てみましたところスクショで撮られるようなキメポーズや一人で抜かれるようなシーンではほとんど瞬きをしない事が分かりました。
これがMIKIKOさんの指示なのか長年のステージングで培われたものなのかはわかりませんが、この事がBABYMETALのパフォーマンスにおいて「凄い」「完璧」と思わせる要因の一部にはなってると思います。特にすぅメタルのソロ曲などでは瞬きをする回数が異常に少ない(笑)
顔の向きを変える時、少しうなずくような仕草に併せて瞬きをする事が多いのですが、目を見開いている事でより吸い込まれるようなメヂカラになり、我々のようなおっさん共を夢中にさせるのかな?と(笑)
ちなみにユイモアもそうなんですがモアちゃんはたまにキメポーズの時も瞬きしてますね、幕張のヤバッ初披露の時の最初のヤバッ!のポーズのところとか。ご愛嬌ですかね?ユイちゃんは流石です、完璧ですわ。
これ、言及してませんよね?各まとめサイトの記事やコメントでも言ってる人見たことないですが…
長々と失礼しましたm(__)m
へえ~! (ケルベロスの基地)
2016-09-27 16:07:50
ありがとうございます。
まったく気がついていませんでした。

でも、指摘されてみると、さもあらん、ですね。

90分のライヴ、すべての瞬間に一瞬の表情、いつまばたきするかまで、気を張り詰めている。
「凄い」「完璧」な歌・舞踊を繰り出しながら・・・。

言葉を失います。

・・・それでも、「もっとたくさんやれ!」「出し惜しみするな!」なんてファンもいるのですからねえ・・・。

参戦記、また続けます。

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