ケルベロスの基地

三本脚で立つ~思考の経路

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BABYMETAL探究(いざ黒ミサ編2)

2015-08-22 11:32:01 | babymetal
「黒ミサ、もう一回行く?」

もちろん、行く!
むしろ、黒ミサにこそ行きたい!!

(三善のグリースペイント(白)もまだまだたっぷり余ってるし)。

黒ミサⅡに参加されたほとんどの方がそう答えるのではないか。
もちろん、僕もそうである。

いやはや、なんとも、超絶に楽しかった。
何度も泣きそうになった(会場に入って「えっ、こんな近くで見れるの?」と思っただけで、危なかった)。
そして、ライヴ後のいま、何ともいえない多幸感に包まれた疲労感のなかにいるのだ。

ドレスコードが極めてハードルが高そうに思える黒ミサ。
「BABYMETALのライヴにはもちろん行きたいけれど、コープスペイントするって、この俺が?まさか…。」
なんて、抽選に応募するのを控えた方もひょっとしたらいるかもしれない。
僕も、応募するときは、恐る恐る、「まさか当たるはずはないから、応募するだけ」なんて訳の分からない言い訳を自分に用意しつつ応募し、そして、思いがけなく当選した(当選してしまった)のである。

昨日も、物販に30分くらい並び、タオルとTシャツを買い、ホテルに戻り、ホテルの部屋でメイクをしてから、いざ部屋を出る時にはさすがにドキドキしたのだが、しかし、こんなドキドキは、去年のSONISPHEREや今年のREADING・LEEDSに出演する3姫のドキドキに比べたら、ぜんぜん大したことはない(実際、そうだ)と思い直し、会場へと向かうべく部屋を出たのであった。

たまたまチェックインした部屋が最上階だったので、部屋を出てからホテルの1階までエレベーターで降りるのが結構長かったのである。
途中で、小学校3~4年生くらいの男の子と優しそうな雰囲気のお母さんが、僕の乗ったエレベーターに乗り込んできたのだ。僕の顔を見て明らかにハッとする小学生、お母さんも乗り込みながら気づき、「見てはいけない」という風に少年を自分の身に寄せる。
でも、もう(見てはいけないものを)見てしまった男の子は、すぐに母の影に隠れる。そんな少年をかばうように、僕に背をむけるお母さん。そんな沈黙のままエレベーターは一階へ。
少年には本当に悪いことをした(坊や、大人の世界には黒ミサ、というのがあってな…)。お母さんも、ごめんなさい。寿命を縮めてしまったかもしれません。

ホテルからJRの駅まで歩き、改札を抜け、ホームで電車を待つ。
遠慮なく顔を眺めてくるのは、やはり子供たち(中学生、高校生)だ。
大人はさすがに経験を積んでいるから、世の中にはいろんな人がいること、触れてはいけないこと、触れない方がいいことがわかっているから、車中、ちらっと僕の顔を見る人もいなかった(ように感じた)。

新木場の駅に降り立ってしまえば、(6月の幕張でも経験したので予想できた)そこには”仲間”が大勢いて、何も怖くない(日本人気質の悪いところでもあろうが、やはり「We are BABYMETAL」は心強い)。
The One コープスメイクの街となった新木場を、会社等から退ける人たちに逆流しながら、会場までぞろぞろぞろとみんなで歩く。小箱といっても2000人以上もいるわけで、それはもう凄い光景だ。これはもう楽しい。何の不安もない。

心の中では、あいつには勝った、これは負けた、ああこんなのもありだな、これはないだろ、などとそれぞれのメイクの比較・品評をしていたはずだ。
BABYMETALに出会わなかったら、一生行うはずのなかったメイク、それもコープスメイクをして、自分が大勢の「仲間」と一緒にBABYMETALのライヴに向っている、そのことの昂揚感たるや!

幕張ライヴ以来、BABYMETALの黒Tシャツを着て外出することに抵抗がなくなった。というか、好んで着ている。イチオシはRITUAL-Tシャツだが、戦国WOD-Tシャツもいい。休日には必ずどれかを着ている(黒ミサⅡ-Tシャツ入手で、7枚になったので、これからは毎日日替わりでも行けるのだ)。
メタルTシャツを(例えばロキノン系が好きな若者から「ダサい」と思われようが)着るのがメタル魂であり、「We are BABYMETAL」の具現(日々の実践)がベビメタTシャツの着用なのだ。
さらに昨日はそれにコープスメイクまで施した「猛者」達が大挙してSTUDIO COASTへと向かう。まさに「ベビーメタル魂」全開の群集の奔流である。

会場につき、ドキドキの顔認証にパスし、会場へ。
番号が400番台前半と、かなり早かったので、入場後、なんとドセンのPAの真後ろの柵にへばりつくことができた、ステージからやや距離はあるが、ステージの端から端までも客席も全てが見渡せる、ライヴを観るには最高の場所のひとつに陣取れた!
モッシュ等はできないが、観るには最高の場所だ!
入場後、50分ほどあったが、曲名も演奏者もしらないデスメタルのカッコいい曲に身体を揺らしながら、(先述したように)「こんな近くで、わお、ステージも客席も全部きれいに見える!」と思って目もとをじわっとさせたりしていたら、あっという間に紙芝居”黒ミサヴァージョン”が流れはじめる。そして、「BABYMETAL DEATH」の轟音がはじまった。
幕張で耳がイカれたので、耳栓を買って持参したのだが、開演前の曲の時に試しに嵌めてみるとあまり聴こえなくなった(それが耳栓だから当たり前だが)ので、生耳で開演を迎えたのである。
とんでもない轟音だった。1.5倍増しの轟音が身体じゅうに襲って来る。
やっぱり「BABYMETAL DEATH」の凶悪さ、一気に血が滾りますね!
「やっぱ耳栓してた方が…」と一瞬思ったが、もうライヴが始まっている。ヴォイ!ヴォイ!と叫ぶ。目の前に、BABYMETALの7人が、くっきりと姿を現して演奏している!耳栓を取り出すヒマなどない。(いつものように)両手を掲げて「B!」「A!」「B!」「Y!」「M!」「E!」「T!」「A!」「L!」を、会場じゅうで叫ぶ。
これが、アイドルとメタルの融合、だ!こんなものはBABYMETALのライヴでしか味わえないのだ。
それにしても、「BABYMETAL DEATH」の全貌を初めてしっかり観ることができた。映像作品とかでは、アップになったりカメラが切り替わったりするので、全貌は観えなかったのだ。
激しく、凶悪で、カッコよく、美しく、そして、楽しい。
この一曲にBABYMETALの魅力が凝縮されている。
それがよくわかった。すげえ曲だ。改めて感動する。

続いて「メギツネ」!この曲は僕がPVでBABYMETALにドハマリするきっかけになった曲だが、ライヴでは会場を一気に燃え上がらせる神曲である。これは幕張ライヴ(大箱)であろうが黒ミサ(小箱)であろうが何ら変わらなかった。波動砲だ。映像作品でもうかがい知ることができるが、ライヴの現場ではそれを会場全体と一体化した身体で感じることができる。”お祭りメタル”。すげえ曲だ。改めて感動する。SU-METALの「なめたらいかんぜよ!」では狂乱のさなかでありながらも、会場中がその聖なる御言葉を聴きとろうと耳を澄ます、その一体感が楽しい。

以下、セットリストをすべてあげたりはしないが、キラー・チューンしかないBABYMETALのライヴだから、盛り上がる一方である。

大好きな、「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」の舞踊も見られたし、
「あわだまフィーバー」と”新たな調べ(「ちがう」)”の二曲が披露された、ということで、会場すべてが歓喜!であったはずだ。運よく”新たな調べ”の二回の降臨に立ち会えた、というのは、世界中のファンからすれば垂涎の体験だろう。

何と言っても、3姫が見える。言うまでもなく、とんでもなく、カワイイし、カッコいい。動きも高速だが、一瞬一瞬のキメがぴたっと決まる。その動と静のダイナミズムがすばらしい。で、ず~っとキラキラし続けているのだ。その吸引力というか放射力というか、やはり「アイドル」だ。これは誰も勝てない。
BDの映像や「ヘドバン」誌の美しいグラビアでの、あの美しい姿がそのまま(当たり前だが)目の前で、激しく踊り、歌っているのである。

「Road of Resistance」も、「全てを観る」ことができた。
イントロの終わりでは、3姫が揃って旗で顔を半分隠しつつ静止する。
SSAの映像とかでは、ここの”3人が揃って”というところがきちんと見えていなかったのだが、この「静」の美しさを昨夜のライヴでしっかりと体感することができた。
何しろ、3人の旗の角度も、顔を隠す分量も、綺麗に揃っているのだ!
”嵐の前の静けさ”を見事に表現する振り付けである。そのことを昨夜、初めて肉眼で確認したのだ。

これが、(SSAや幕張メッセやに比べて)小箱でBABYMETALのライヴを体験する幸せだ。会場全体の一体感。肉眼でSU-、YUI、MOAの3人の輝くような姿を見ることのできる喜び。
これは、もう、何にも代えがたいものだ。生きていてよかった、という感想は、大げさではない

ただし、あんなに楽しかったライヴの記憶(映像)はもうほとんど残っていない。
残っているのは、ただただ楽しかったという感慨、そして、初めてBABYMETALを見た!という昂揚感、もうひとつ、(またまた)難聴ぎみの両耳、だけだ。
(ただし、SSAライヴを流し観しながらこれを書いているのだが、脳内補完によって、昨日のライヴと重ね合わせて再生されるのだ。3姫の表情のひとつひとつが「リアル」に感じられ、鳥肌が立ち涙が滲む、という例の症状が際立つ。黒ミサⅡのお土産である)

しかし、この、疲労(わずか1時間余りのライヴなのに)感の多幸な味わいは、何だ?
幕張ライヴ後にも感じたのだが、それは”楽しさ”の濃さ・激しさを身体で感じ続けたからだろう。
ありえない仮定だが、BABYMETALのライヴがもしも2時間半もあったとしたら死者が出るだろう、それだけの濃度の”楽しさ”がどの瞬間にも詰まったライヴなのである。

実は、PA席の真後ろだったので、生のKOBAMETALを見ることができた。というか、「CMIYC」ではKOBAMETALが邪魔でステージがよく見えなかった(笑)。これも贅沢と言えば物凄く贅沢な体験である。垣間見た「仕事ぶり」の印象については、近いうちに書くかもしれない。

ということで、本当に最高・至高のライヴでした。
ZEPPツアーは仕事の日ばかりなので初めから応募せず、可能性があるのは12月の横浜アリーナだけれど、幕張→黒ミサⅡ、と参加できたので、落選でも仕方ないと満足しています。
ただ、できれば次は中学生の娘も連れて参加したいので、当然チケットは狙いに行きます。
同士であり(チケット争奪戦の)ライバルでもある皆さん、お互いに頑張りましょう。
キツネ神のご加護がありますように!

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3 コメント

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Unknown (KOHA-METAL)
2015-08-23 19:52:03
はじめましてKOHAMETALと申します。至近距離で確認できた感覚!!とんでもない感動でしょうね!
黒ミサ会場到達までの周囲の反応、心情描写を特に楽しく読ませて貰いました。ライブレポも参加せずにネットで多少の画像や感想だけを見てきた者にとってはとてもありがたかったです。
また更新を楽しみにしてます。
ありがとうございます! (ケルベロスの基地)
2015-08-23 23:19:13
KOHAMETALさま、楽しんでいただけたようで何よりです。黒ミサの余韻がまだ残っていますが、コメントを頂けていっそう嬉しくなりました。
小箱ライヴは、TheOne会員ならば年に1回は参加できる、みたいなのがあってもいいのかな、とも思いますが、それって、メタル魂に反しますね。
「ライヴは戦いだ」って、SU-METALも御自ら宣言なさっていますしね。
これからも、ぜひ、ご愛読いただけると嬉しいです。がんばって書き続けたいと思っています。
Unknown (草加一郎)
2015-08-26 09:12:27
私も段階を踏んで黒ミサに接近中です。取り合えずTHE ONEの会員にはなり、会員の証しであるTシャツも手に入れてあります。しかし、ドレスコードは大きなハードルです。…ホテルで白塗りメイクをして電車に乗り渋谷の街を歩き会場へ…異次元の体験です。それまでの自分の人生と決別し別人格として生まれ変わる(今更、生まれ変わってどうする?)。鳥肌が立つほどゾクゾクすると同時に冷や汗の出るほどの恐怖と緊張…それを実践し、その実体験の描写は私の想像した通りです。さらに、その関門を抜けた先にある高揚も疑似体験させてもらえました。やはり、黒ミサに行こう。残り少ない人生だから。あとは抽選を突破することだが、これがどうなるか…

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