四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

中森明菜 『瑠璃色の地球』

2021-09-07 13:57:39 | 音楽
1980年代前半。
音楽番組「ザ・ベストテン」が高視聴率。
木曜日の夜、テレビを観て翌日金曜日は職場の人たちと感想を述べ合っていた。

当時の女性アイドルといえば松田聖子さんと中森明菜さん。
聖子派か明菜派か。
職場の人たちとお酒を飲みながら討論していたこともあった。
もちろん男だけの討論ではない。そこには女性も居た。

政治論争ではない。未来を語らうのではない。
職場での愚痴の言い合いでもない。
聖子ちゃんのどこがいいか、明菜ちゃんのどこがいいか。
20代の若者たちがアイドルの論争である。
今思えばおかしかった時代でもある。
ちなみに私は明菜派であった。

2000年ごろからであろうか。
二人ともアイドルから歌姫と呼ばれるようになった。

中森明菜さんのカヴァーアルバム「歌姫シリーズ」
久々に聴くとまさに歌姫の実力が伝わってくる。
昭和歌謡曲からフォークソング、演歌。
明菜ワールドが心に響く。

松田聖子さんの名曲『瑠璃色の地球』もカヴァーしている。
本人は当初レコーディングするのを嫌がったらしい。
私が歌うと松田聖子さんのファンに怒られてしまうのではないかと・・・。
でも本音は比較されるのに抵抗感があったんじゃないのかな。

この歌はやはり名曲だと思う。
松田聖子さんも昨年「瑠璃色の地球2020」をレコーディングしている。
アイドルではなく心に沁みる大人の歌である。

中森明菜さんの『瑠璃色の地球』
松田聖子さんのものまねではない。
明菜さんのオリジナル曲のように歌の情景が心に伝わってくる。
さすが歌姫だと納得してしまう一曲かと思う。

中森明菜 瑠璃色の地球

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