四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

高木麻早 『コーラが少し』

2018-06-20 10:39:09 | 音楽
たまに行く中古レコード屋さん。
レコードを買うわけではない。
レコードジャケットを見ながら、
店主と雑談するのが楽しいのである。

売り上げには全く貢献していない。
でも店主は、来てくれるだけでそれでいいという。
レコードを通していろんな話をする。
音楽談議、情報交換。
店も半分以上は趣味でやっているようなもの。
だから1時間ぐらいはぺちゃくちゃとしゃべっている。

先日この店で、思い出のレコードを見つけた。
高木麻早さんの『コーラが少し』

♪グラスに残したコーラが少し
 短くなったストローと
 机にこぼれた煙草の灰が
 あなたの居たのをおしえている
 
 さっきすわった腰掛けの
 あなたのかすかなぬくもりだけが
 冷たくなった私の指に
 あなたが去ったのを教えている

 早く行ってしまって
 後ろを見ないで
 私の小さな幼い恋が
 大人のあなたには届かなかったの

 グラスに残したコーラが少し
 短くなったストローと
 机にこぼれた煙草の灰が
 あなたの居たのをおしえている
 

作詩・作曲は名古屋で活躍していた山名敏晴さん。
高木麻早さんも名古屋出身。
地元名古屋コンビでの作品。

高校のころ、ラジオの公開放送で
高木麻早さんのこの歌を生で聴いた。
なんか素敵なおねえさんという感じがした。
レコードジャケットを見ていたら、
そんなことを思い出させてくれた。

高木麻早さんといえばヤマハのポプコンの先駆け。
この後に八神純子さんや岡村孝子さん(あみん)などが出てくる。
名古屋地区のポプコン系のレベルは高かったなぁ。

 
コメント
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