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【ドラマ】のだめカンタービレ_ペトルーシュカ

2014-08-17 | ドラマ
        
先月、「のだめカンタービレ」が再放送されていました。どうやら、玉木様の映画「幕末高校生」の番宣のため、再放送されていたようです。アリスの棘にハマった私としては、樹里様の演技をもう一度拝見したいと思い、ビデオを録り溜めました。2006年以来の「のだめ」です。あの時は、樹里様は天然で演技していると思っていたので「この子は、素で演技しているんだな」と思いながら見ていました(^^;)。でも、今回は「アリスの棘」を見た後なので、樹里様の「憑依型」の演技を意識して見てみようと思います。この「不思議ちゃんの演技」すごいですよね。中途半端に演じると、ウイてしまう可能性が高いシーンですが、樹里様は、完璧にのだめになりきっています。お見事です。
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これ、同じ人(^^;)。。のだめが、明日美先生。。もうびっくりです。ドラマでこれだけ違う印象を与えられるのは、本物の演技力があるからだと思います。たとえば、私がかつて大ファンだったキムタク様は、どんなドラマに出ても「キムタク」な感じがしてしまいますが、樹里様は、違い過ぎて別人にしか見えませんものね。。
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でも、私は、もう一つの衝撃を知りません。のだめの後、多くの人が、このラストフレンズの瑠可役で衝撃を受けたようです。樹里様、めっちゃイケメンぢゃんっ!!。樹里様は、このドラマで性同一性障害の女の子を演じています。長澤様主演のドラマで、樹里様はこの役で助演女優賞を受賞しています(ザテレビジョン ドラマアカデミー賞にて。ちなみに、のだめは主演女優賞だったようです(Wikipediaより))。そうですか、主役を食っちまうほどの演技でしたか。。ラストフレンズ、見てみたいです。そして、皆様のように衝撃を受けたいです。

上野樹里(Wikipedia)
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おっと、、今回は、のだめに出てきた楽曲について記録しようと思ったのに、ついつい樹里様のことを書いてしまいました。さて、その楽曲とは、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」です。第10話で、のだめがコンクールで最後に弾いた曲です。でも、この曲、のだめは練習時間が足りず覚えきれませんでした。それでも諦めず、コンクールへ向かうバスで必死に譜読みしていたところ、たまたま聞いた着メロ(きょうの料理)が曲の途中に記憶されてしまいます。そして、本番中のペトルーシュカに、きょうの料理を挿入して弾いてしまう…というお話です。この写真は、ペトルーシュカの曲が飛んでしまった瞬間です。

ペトルーシュカ(Wikipedia)
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これが、そのシーンです。樹里様の演技、素晴らしいですね。Wikipediaによると、樹里様は、作詞作曲や弾き語りもできるらしいので、ピアノを弾く演技は普通以上にうまかったかもしれません(ちなみに、樹里様のお姉様方は音楽関係のお仕事をされています)。以下のYouTubeは、プロが弾いたペトルーシュカです。まさに神の手。。この曲は「超絶技巧」と呼ばれる難曲だそうです。ドラマでは、ハリセン先生が、のだめの技術をアピールするために、これらの超絶技巧の曲を選択していた?とのことです。

【YouTube】Stravinsky Petrushka - Yuja Wang
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8年前は「このシーンは、のだめらしくて面白いなぁ」「この着メロがウケる!」なんて思いながら見ていました。あまりに印象に残っていたので、先日「ペトルーシュカ きょうの料理」でネット検索したところ、この2曲は、出だしのリズムがとても似ていると言うことが分かりました。そう言われてみると、そうですね。。この事実を知って「だから、のだめも、ペトルーシュカから、きょうの料理にすり替わってしまったんだ」と、やっと気が付きました。なんて深い内容だったのだろうと思い、今さらながらブログに記録した次第です。
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のだめが、着メロを流した学生を睨み付けるシーンです。原作では、のだめは「ペトルーシュカときょうの料理が混ざった曲を作曲してしまう」と言う話だったそうですが、ドラマでは、どちらも単独の曲として演奏されていました。確かに、私のような素人には、ドラマのように演奏してもらわないと、正しいペトルーシュカとの違いが分かりません。なので、これが、ドラマとして分かりやすい演出だったと言えるでしょう。でも、普通は、この2曲が似ているなんて気付かないですよね。。単なるウケ狙いの「きょうの料理」かと思っちゃいました。。
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同じ人。。見えない…どうしても。。明日美先生。。
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のだめは、ペトルーシュカにきょうの料理を挿入しながらも演奏し終えます。演奏中の「どうしようもない・困った」表情が、とてもうまくて、愛おしく見えます。この演技、さすが樹里様!と、思わなければいけなかったようですね。8年前は、天然だと思っていました。。
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いやいや、素晴らしい演技です。明日美先生、本当に良かったです。ついつい、のだめと見比べちゃいますね。同じ人だけど別人、別人だけど同じ人だから、同じに見えるような…でも見えないような…何だか混乱しちゃいます。。
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結局、のだめは、この“作曲”のため、コンクールの受賞を逃してしまいます。その時の泣きっぷりも、のだめらしいですね。のだめが、のだめらしく泣くのって、本当に難しいと思います。こういうセリフに頼らない表情は、ごまかしが効きませんからね。。樹里様の女優としての「色」そして「のだめ」、うまくハマった演技と言えそうです。
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では、明日美先生の泣きっぷりもUPしておきましょう。アリスの棘では、樹里様の演技のおかげで、明日美先生にどっぷり感情移入できました。ところで、今回のトピックは、ペトルーシュカについてでしたね。。いつの間にか、樹里様の演技について書いていました。。きょうの料理のように、トピックの主題に樹里様が挿入されてしまったようです(^^;)。。はは。。

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