おかえりのすけBOOK

bookbar4のメインキャラクター、おかえりのすけのページ

明石海峡大橋のおせっかい

2004-10-20 | ぶらり
出先であいた時間に淡路島縦断しました。ベネッセアートサイト直島をなぜかずっとベネッセアートサイト淡路島と思い込んでおり、あいた時間にふらっとでかけようと思っていたらとんでもないことでした。
それはナシとしてももちろん淡路島は魅力的なことで、なにしろ地図でみる輪郭を辿るのが大好きですからこの橋をながむる舞子泊となれば目の前の橋は渡らねばならないが、もし車で渡るならだいぶ町中に戻らねばならず、つまり舞子からみると明石海峡大橋は八階建て、通勤通学客はみなこれを行き来しています。実情は知りませんがどうなんでしょう。いつか観光客とジモティの比率に対する見方が急に変わって、即廃止もありうるか。それもよしと思います。なんか快適高速バスで居眠り通学ってどうなの。便利は常に先代がつくるおせっかい、歩いてでも学校行くだろうしな。

今回のぶらりは、高速バスで明石海峡大橋を渡って鳴門海峡際まで、さらに近くの福良港まで行き、うまい魚ご飯食べてまた一路舞子へ。福良港は小さいながら張りのある街で、小道や川に沿ってある商店街の、店構えも看板も楽しい。途中料亭風の小さい店があって、裏側の開いた窓からきれいに始末された食材が見えたので今夜はここにする?と暖簾をくぐるが、コース料理のみであること、なにより本日の刺身はさざえと女将が言うので断念する。でその女将が、地元の刺身中心で食べたいんだったらと紹介してくれた店に行くと、タローみたいな犬がワクワク客を待つ居酒屋で、メニューはいろいろあるがまぁそれはいいとしておまかせでねと言うとアニキがいいのつくってくれて、刺身は鮹やあわびや白身がとくにうまく、煮つけはウマヅラだが身の筋肉具合が三浦ものより歯ごたえて別物のような感じ、石焼きの鯛とさざえも小振りだがよろしくて、天ぷらには鮹天も、汁はここいら白味噌でワカメがうまくたんといただく。ベストはやはり鮹か。身の締まった味の濃い鮹はボイルされてこその刺身、昨今スーパーでちまっとした鮹にはうんざり、それよりもベロベロの水鮹を生で買ってあぶったり炒めたりして食べるのがだんぜん良し、しかし濃い鮹はちょっと茹でるがいっとううまい。
都心で暮らすと日々の食事は悲惨、食べ物を物々交換できたころがヒトの最進化期でありましょうか。いまおぎなうのは金とクチペラだもんなごくろう。

参照:明石海峡大橋を歩いたひとの話はまだより
   神戸観光壁紙

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ガソリンカー (空中金魚)
2004-10-22 10:11:41
淡路島に疎開していた私はが今でもはっきりと目に浮かべることができる光景です。

戦後、福良から出るガソリンカーに乗るため、連絡船から大焦りで身を乗り出したおじさんが、海中へ着水してしまいました。おじさんは、落ちてもカバンは絶対に離しませんでした。

泳げない私は、おじさんは、泳げていいなあ、と思いました。

必死の犬かきまじりの立ち泳ぎで桟橋に辿りついたおじさんがどうしたかは覚えてません。
返信する
おいしそー (こつ)
2004-10-22 21:12:18
この橋は、夏休みに上海にフェリーで行った時

くぐった、と、思います。たしか・・・

おいしそうな、お話しで、いいな~と思いました。

昔、うちに遊びにいらして下さったことおぼえていらっしゃいますか?、空中金魚さんが、ポータブル噴水を持っていらしたときです・・・(^-^)
返信する
Unknown (4-kama)
2004-10-23 21:18:28
>空中金魚さん

時間がなかったので高速バスで行ったんですよ。途中、大きな農家がときどきみえて、敷地は広いだろうに建物全体は低くてとてもかたまっている感があり、四方をめぐらす木々もしっかりしていて、よほど雨風が強いのかなぁと思って見ました。建物自体はとても強くて美しく、黒瓦の屋根とすぐしたの漆喰、それに梁の木を無垢で残しているようだったのが印象的だった。これは高速からではわかんない。またいつか必ず行く。とても魅力的な家だった。



>こつさん

こんにちわ。はい覚えています。お邪魔いたしました。

そうですか、この海峡を通って上海に。

昨今上海はとくにたいへんなかわりようでしょう、

当時の話をお聞かせください、是非!



返信する