薄曇が広がって、ややヒンヤリした風が吹く日でした。
装着したペダル、さてさて塩梅は如何なものか。
距離は短いけど、激坂のみのルート。
試すには絶好の場所なのです。
スニーカーのサイズは27.5cm。
交換前のペダルだったら、チェーンステーに踵が接触することも。
そうならないよう気を付けるのは、それなりにストレスだったのです。
しかし、幅広タイプにしたら「そんなの関係ねぇ~ おっぱっぴー 」。
何も考えないでスイスイ走れたのでした。
あれ?もう出口??。
サクッと激坂を制覇しておりました。
調子コイて、通いなれた峠へ。
くるんくるん漕いでいると、アレヨアレヨと風景が後ろに流れます。
ソフトクリームのはあるけど営業中の幟はなかったです。
つまり、お休み。
仕方ないからサドルに跨りホイサッサ。
着いてしまいました、峠のテッペンに。
ぜんぜん頑張っていないのですが・・・。(半分嘘です。)
高原には行かないで、ハイスピード・ジェットコースター的な加速を
味わえる下り坂から帰ります。
涙がチョチョ切れるくらいの速度で、ガンガン・バリバリ・バビューン。
でも、ちょっと怖くなって釣り堀付近で小休止。
新しいタイヤ、700x28cと想えないくらい軽快に転がります。
左右への安定性はアレなものの、「零式艦上戦闘機」みたいな運動性能が
あって、ボコッとなった路面があってもヒラリヒラリとかわせるのです。
サイクルジャージのファスナーをグイッと引き上げ、残りの下りルートを
ぶっ飛んでまいりました。
スリー ツウ ワン ゼロ 発射 !
大空はばたく 紅の翼
その名はジェット・スクランダー
新たな命が燃える マジンガーZ !
スクランダー・クロスで ドッキング・・・・・・。
風音を掻き消すように脳内で再生される水木一郎アニキの歌声。
どんなに速度をアップしても、快感にしか感じなくなっておったので
御座います。