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街角の映像制作下請け零細業者のブログ




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やばい時代がやってきました。ついにバレットタイム撮影も攻略。なんだこれ。このアプリが出たら世の中がバレットタイム映像で溢れてしまう。高い機材費と膨大な時間と延々続くテストと、泣きながら作業する後処理と、、考えただけでぞっとするバレットタイム映像が簡単スマホでワンタッチですよ。ありえない。。米国の天才たちはオレたちを路頭に迷わす気か!!!!!

 


バレットタイム撮影とは



CamSwarm Demo Videoより切り出し


特に説明も必要ないと思われるが一応。。マトリックスで有名になったあれですあれ。起源は日本のアニメのマッハGOGOGOという珍説もあるが、世の中的にはマトリックスの第一作目で一択でしょう。幣ブログではこちらでまとめています。

やってみたくなる撮影技法~素晴らしい新アイデアまとめ

さて、上記記事ではGoProをシーリングファンに取り付けるという突飛な技術を紹介していたがそれはそれでハードルが高い。。

でも世の中には天才がいる。コロンビア大学の研究室から発表されたスマホアプリ、CamSwarmがすべてを解決する。

 


CamSwarm

 

やばいですこれ。やばすぎる。まずは見てください。

 

 

これのキモは複数スマホの同期。非常にシンプルなアイデアだ。以下のステップで簡単にバレットタイム撮影が可能になる。

  1. 友達何人かを集める
  2. みんなでスマホにアプリを入れる
  3. QRコードとローカルWifiで同期させる
  4. ジャイロで制御されたアプリの指示通りにカメラの位置を決める。
  5. 同期させたスマホの中で親機がシャッターを押す
  6. 撮られた写真を収集しアプリ内で編集
  7. 足りない部分はアプリが補間
  8. ビデオに出力

上記デモ映像の最後のほうに出来上がったバレットタイム動画がある。もちろんまだかなり原始的だけど、これを作れと言われても今はのぼくではできない。

いや単純にすごい。びびった。

 


世の中の天才たちが壊す世界

これはコロンビア大学のYan Wangさんという方の研究。こちらが研究発表の論文PDF。

CamSwarm: Instantaneous Smartphone Camera Arrays for Collaborative Photography

で、論文著者のお二人目の肩書がAdobe Systemsになってるんですよ。ということは!???

この技術に関するMITの記事がこちら。

Collaborative Photography App Allows Smartphones to Record "Bullet Time"

 

この記事読んですごく僕が思ったのが、「カメラ1台で一つの絵を撮る時代の終焉」ということです。カメラ一台の性能がどうの、センサーがどうの、4Kが撮れるぞこれは8Kだ!!とかいうまあ我々が大好物な話題が、「複数台のスマホを同期させる」というシンプルなアイデアで終わるかもしれないという事実。

同じ技術を使ってパノラマ写真もきれいに撮れるというデモ映像がこちら。

 

撮影時間の時間差のためにグチャグチャになってしまいがちなパノラマ写真が、複数台のカメラを同期させればキレイに撮れてしまう。

同じように小さいセンサーのスマホをかき集めて8K動画を撮ったり、同じ画角で2つ以上のスマホ並べてHDR(ハイダイナミックレンジ)動画撮ったりできるようになるはず。

これはコロンブスの卵ならぬコロンビアの卵じゃん!と。

もちろんまだ初期段階の技術なのでまだアプリとして発売されるまでしばらくかかりそうだけど、僕の予想、年内には出るんじゃないの?というスピード感ですわ。

 


ついにバレットタイムもスマホでお手軽時代ですかそうですか。。。

 



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コメント
 
 
 
マシンガンショット (ふじのん)
2015-08-10 11:02:25
ちょうどその当時(マトリクス公開)ボクも何とかできないかと実験していたことがありました。
被写体の周囲に鏡を並べ一カ所に反射で集めデジカメの高解像度でワンショットで撮影しようというアナログ手法です。
小さなセットを作ってアクリルミラーを使って作ってみました。
4×4の16分割、16コマと間をモーフィング・・・
鏡の精度が低いのとカメラの解像度も低かったのでかなりボヤボヤの映像ですがちゃんとしたミラー使えば行ける予感はしましたね(笑)
ま、今はカメラが安いのでそっちの方が便利でしょうけど。
 
 
 
おもろい (3RD EYE(管理人))
2015-08-10 11:49:09
ふじのんさん

オモシロイことやってますね(笑

今は数千円で十分な解像度のデジカメ買えますからねえ。同時にシャッターを押す機構さえ作れば全然できちゃいますよね。24台あれば1秒のストロークができるから、1万円としても24万でバレットタイムリグが組めちゃう。

いやそれにしてももうプロ用の機材ってどうなの?という気もしてきました。足かせでしかないのでは?と。。

昔、ステレオ3Dみたいなリグ組んで2台のカメラで全く同じ絵を違う露出で撮ってHDRビデオ作るってのがありましたけど、それやってほしいなあ、、、と思ってます。
 
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