及川輝治の政治日記 

及川輝治の政治への挑戦!

明日 米朝首脳会談ーそれは日本 日本人の問題である

2018-06-11 | 日記
米朝首脳会談が明日に迫った。世界が注目し期待する。主要テーマは言うまでもなく「非核化」であり、併せて「朝鮮戦争の終結」「北朝鮮体制の保障」加えて日本が要望する「拉致問題」の解決である。考えて見れば先日まで両国間には戦争の危機が迫っていた。かかる情勢の大転換は両国の利害関係の一致によるものではあるが、情況はそんな単純なものではない。しかし、明日の会談で基本的方向性の確認と戦争終結宣言等も期待できるだろう。
 非核化が朝鮮半島全域を意味することと、技術的に複雑・困難な内容を持つゆえに一挙に解決できるものではないだろう。それは在韓国の米軍の存否に関わり、アメリカの世界的軍事戦略に影響を及ぼす。軍事戦略は経済戦略と一体化しており、トランプの世界貿易戦争とも関連している。
 現在自衛隊は=軍隊は米・露・中国を除く世界トップの地位を占めており、安保体制下他国(米)の戦争に参加できる。既に自衛隊は米軍と一体化した軍事行動を展開している。朝鮮半島非核化は、日本の安保政策、経済政策に重大な影響を及ぼすことは避けられない。安倍晋三が北東アジアの激動に取り残され、ひたすらアメリカ・トランプにすり寄る政策は厳しく批判されなければならない。
 「拉致問題」で田原総一朗は「めぐみさんは亡くなられた」と発言し厳しく批判された。被害者家族と一体となり解決を願う我々国民にとって即時帰国を願うばかりである。事実を知らない国民に政府は必要な情報を提供すべきだはないか。トランプに頼るだけでなく「平壌宣言」を踏まえ解決を促進しなければならない。
 安倍総理よ 米朝会談の成功に共にエールを送ろう。日朝会談開催へ全力を挙げよう。