落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「裸足の季節」

2016-07-02 22:21:11 | 映画
友人に誘われて。自分じゃ絶対に選ばないな。



Yahoo!の映画のコピペで「トルコ出身の女性監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンが長編初メガホンを取り、5人姉妹の自由への憧れと渇望を描く青春ドラマ。両親が他界し祖母の家に引き取られた姉妹たちが、昔ながらの厳しいしつけに必死の抵抗を試みる姿を映し出す。第88回アカデミー賞外国語映画賞にフランス代表としてノミネートされた注目作のみずみずしさに魅了される。」



トルコが舞台だ。トルコには20年前位にツアーで7泊8日で行った。なので、雰囲気は分かる。イスラム教徒が90%以上なのに、政府は徹底的に政教分離政策をとっているので、イスタンブールではファッションもヨーロッパのように働く女性がいっぱいいる。でも、地方に行った時は、女の人はほとんど見なかった。イスラムの教えで、あまり外に出てはいけないからだ。ひとつの国なのに、都会と地方、建て前と実際の慣習のギャップ。
新婚初夜のシーツも、エジプト行った時に「地方だと窓から外に向けて飾る」とガイドさんに教えてもらったなあ。



確かに瑞々しい、魅力いっぱいの5人姉妹。10年前に両親が亡くなって、トルコの田舎で祖母が育ててる。両親とこの姉妹、元々どこに住んでたんだろう? ファッションといい持ち物といい、洗練されている。アメリカの無邪気で、でも性に目覚めた10代みたいだ。



制服で海に入って、男の子を馬に騎馬戦して、その後、人の庭でリンゴ食べて、銃で脅される。確かにお婆ちゃん、10年間も、どんな風にこの5人姉妹に接していたんだろう。日本でも「お宅のお譲さん達、何やってるんでしょねえ」と近所の人に言われる行動だ。
お婆ちゃんも、普段は頭にスカーフをしてなくて、近所のうるさいイスラム教徒の会う時だけ、スカーフしてるし。お婆ちゃんも田舎での、慣習にうんざりしてたんだろうなあ。



で、この件で、叔父夫婦や親戚や近所の方々集まってきて、姉妹たちは軟禁状態に。学校にも行かせてもらえない。そして、姉から順に初めて会って、口もきいた事もない相手とその場で婚約させられる。
まあ、やがて軟禁から監禁になるが、この地方では犯罪にはならないらしい。だんだん、パキスタンの「名誉殺人」を思い出す。



田舎で、5人姉妹を育てているとはいえ、生活水準は高そうだけどなあ。叔父さん、手を焼いてたんだろうなあ。妙にエロい5人姉妹が、水着やら下着姿でウロウロしてるんだからなあ。

セシンだっけ? 彼が良い人で良かったよ。



サッカー場のシーンは、「製作費ないんだもん」と開き直っている感じで。ちょっとなあ。監督、5人を無邪気でエロい感じに描くのには成功してるからいいでしょ、そんな事って感じでしょうか。

とっても良いドラマで、心に残るけど。爽快感は、もちろんないよん。







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梅雨の晴れ間の観音崎と走水神社 その3

2016-07-02 19:53:45 | まち歩き・神奈川

こんなふうに歩いてみました。

戦没船員の碑
調べたら「公益財団法人 日本殉職船員顕彰会」が、作る事を決めてから観音埼をその場所に選んだらしい、戦没船員の碑

海、見えないじゃん。と碑の間を進んだら、あった。

ここら辺に来たら、散歩中みたいな人間数名に会う。

で、さらに表示通り進んで「たたら浜園地」を目指す。と、ただの山道に・・・。

奥深いぜ、観音埼。
一人前に展望台もある。


さらに進んで階段を降りるとたたら浜園地
に到着!

なんか、不思議なたたら浜
なんだ?このワザとらしい芝生は?
そして、こんな人もいる。↓クリックすると大きくなるよん。

山際のアジサイがきれいだった。

  

浜は、もう夏だ。




ふうん。そうだったんだ。

だから、久里浜の花の国に行った時、こいつがいたのか。謎が解けたぜ。


で、戻ろうとすると、歩道にはまたトンネル。

ここは、新しいから不気味さがないなあと思って進んだら、壁面は岩むき出しだった。


海沿いを出発地点へ戻る。岩の層がすご!




これが観音埼海水浴場!


で、海沿いにある「走水ボードウォーク」という遊歩道を歩く。

海にはこんな物も。これも軍事の遺跡かな?

走水ボードウォークのウォークの出口。


走水神社

ほほお、小さい時に読んだ「日本武尊物語」の中の話がここだったのかあ。



歴史を感じさせる注意書きだ。

こんな社もあった。




さらに上に登ると








で、そろそろ疲れたので、バスに乗って、横須賀中央駅へ。

観音埼は、戦争遺跡地だった。そのうち猿島にも行ってみようと思った。



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