コロナ前の計画が、3年後の今、ようやく実現!
友人が巡り方の計画も立ててくれて、自動車も出してくれたので、効率よく巡る事ができた。自動車って凄いなあ。前回、公共交通機関のみ使用だったので、1日1ヶ所しか巡れなかったもんなあ。2日間で石室7ヶ所入ったもんね。
5月18日 木曜日 AM
09:30高崎駅集合。
Ⅰ.綿貫観音山古墳&群馬県立歴史博物館
10:00 ①綿貫観音山古墳 群馬県高崎市綿貫町1752
墳丘全長が97メートルの前方後円墳で、6世紀後半に造られたと推定。昭和42(1967)年から43(1968)年にかけて群馬県教育委員会によって発掘調査がおこなわれた。その結果、2段築成で、後円部に対して前方部が若干大きいこと(後円部径61メートル、前方部幅63.2メートル)、葺石がないこと、周堀は平面が盾形で外堀は後円部のところで途切れていることなどが明らかになった。発掘当時、奥から2つ目の天井石と壁石が崩落しており、調査は難航したが、結果盗掘を免れて、出土品はほぼ国宝。
ラッキーだったのは遠足の小学生のお陰で、石室の扉が開いていたのだ!
今回入った石室の壁、全て積み方が違っていて、ここはほぼ正方形(正立方体?)の石が積み上げられていた。天井の石はもちろん、巨石。
もちろん、登る。オリヒロの工場が見える。おおっ、群馬!
もちろん、掘りの周りを一周する。
帰る時、石室の扉は閉じられていた・・・。
そして、この古墳から南にある出土品を展示している、群馬県立歴史博物館へ向かう。
10:40 ②群馬県立歴史博物館 群馬県高崎市綿貫町992-1
県立公園“群馬の森”内にある。敷地内には美術館もあり広大な公園なのだが、元は陸軍の火薬工場だったらしい。
早速、国宝展示室“綿貫観音山古墳の世界”へ。
埴輪のレプリカ作って、綿貫観音山古墳に再現して欲しいなあ。
↑【金銅歩揺付雲珠・辻金具・飾金具】馬が歩くと揺れる装飾が付いています。金銅心葉形杏葉の近くから出土しました。新羅や高句麗り で類例があります。そうだ。
↑ 耳飾り
↑ これは、藤岡市白石大御堂古墳の縄文時代前期の発掘品。
浅間山と榛名山の噴火にさらされながら、古代の人々は生きていたんだねえ・・・。
ランチは隣接する近代美術館内レストラン“ころむす”にて。
左の黒いのは、古代米。味は玄米だった。