落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「イニシエーション・ラブ」

2015-06-21 21:15:27 | 映画
先に観た人が、この映画について語り合いたいようで「観ろ観ろ」と言うので、観た。



確かに、最後の10分(5分)の種明かしシーンでは、劇場全体がザワザワしてて、皆驚いてた。私もそうかあ!と思った。
伏線で、友人が写真のセリフとか、なんでタックんだけ静岡に通うのかなあ?とか、で、ラストが近づくにつれ、あれ~?と思いだして、ぶつかるシーンで成程と。



だから、「男女七人」でなければダメだったのかあ。でも、このトリックに引っ掛かるのは、50歳以上だよなあ。若い人は、分かんないよなあ。鶴ちゃんと手塚里美が夫婦の役には、笑ったけど。



ただ、話自体は、よくあるというか、大人にはまさしく、20代の頃の「通過儀礼」。ああ、私もこんな事あったよなあ。友達でいたよなあ、こんな目にあったの。というストーリー。なので、ちょっと退屈。実生活の方が、もっと楽しかったし。友達でメチャメチャな奴もいたし。

懐かしい音楽も流れてたけど、う~ん、なんか使い方が・・・。堤監督の好きな曲を集めたのかなあ? C-C-Bだけなんであんなに特別扱いなんだる? ホイチョイプロダクションが、音楽だけ参加したら、もっとピッタリ、さらに軽快な感じがしただろうに。



前田敦子は、可愛いけどウザい女にぴったり! なかなかナイスなキャスティングだった。大きな目も、なかなか効果があったぞ。

80年代が舞台だけど、若干私の方が年上なので、輪ゴムのれんは知らないぞ。自動車はソアラが一番偉かった。スターレットに乗ってたのは女子で、男の子はもっと頑張ってランクが上の自動車に乗ってたし、あの当時、シートベルトなんて運転手以外する風習はなかったぞ。でも、海岸でビールが飲めた、懐かしいあの頃。



キャッチコピーは「あなたは必ず2回観る」だが、2度は観なくていいや。

コメント
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