落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「レ・ミゼラブル」

2013-01-12 00:38:41 | 映画

342984view001 感動する!と評判なんだが・・・。なかなか食指が動かず。

だって「ああ無情」だよん。

小学生の頃、ダイジェスト版を読んで、「なんて理不尽で、哀しくてやりきれない話なんだ!」と子供心に憤慨した。ヴィクトル・ユーゴーって、なんて酷い小説を書くんだ!

だから、高いお金払って、悲しい気持ちになりたくないので、ミュージカルの舞台「レ・ミゼラブル」も観てなかった。

342984view003 で、映画を観たら、泣かなかったけどさ。予告編の最後のシーンは、皆で高らかに歌ってるけど、そういう事だったのかあ・・・。やっぱり悲しいじゃん。

アン・ハサウェイが初めて、すごい女優さんだと思った。I Dreamed a Dreamは、ただただスクリーンに目と耳が釘付け。

あと、エポニーヌを演じたサマンサ・バークス。この人は舞台版の人らしい。

まず、エポニーヌが広いはずのパリでまた出てきたのに驚き、ウエストの異様な細さにびっくり!そして、かなわぬ恋に身を震わせ歌うOn My Own。女なら彼女に一番共感できるでしょう!

342984view004 あと、学生達のカッコイイこと! 目の保養にはなるけど、やっぱ悲しすぎるわん!

フランスの激動の歴史に巻き込まれて死んでいった人々。原作がそうだからしょうがないんだろうけど、ハリウッド映画なのに珍しく、子供も犠牲になるし。

ただ、コゼットを引き取ってた宿屋の夫婦。ミュージカルの原作にいるから出てくるんだろうが、こんなに長い間関わるとは・・・。暗くて重い話を軽くする道化の役回りなんだろうけど、必要? それに狭いぜパリ!なんで、また出てくるんだ?旦那演じたサシャ・バロン・コーエンって、こんなに声に特徴があるんだ。

342984view005 映画館では最後に泣いてる人もいたけど、途中で飽きたような人もいた。

私は、部分部分には感動した。

「マリー・アントワネットに別れを告げて」もそうだけど、私、この時代のパリに生まれないで、良かった。

コメント
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