落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

2012-01-18 21:01:20 | 映画

0001 試写会にて鑑賞。3月10日よりロードショー。

感想は「素晴らしい出来じゃなないけど、なんか好き!」

ロードショーで(友人を誘うほどではないから)一人でもう一度見るかも。

前作よりいろいろすっきりしてる。

宿敵モリアーティ教授(リチャード・ハリスの息子なんだって。えっ~!こんな爺さんの?って思ったら、私より半年若かった・・・。)の目的も、現代の悪役と共通で分かりやすいし、数年後に起こる第一次世界大戦も暗示してて納得。

スローモーションの使い方や、ホームズの思考の具体化映像も今回の方が分かりやすい。

ホームズの下手くそな変装も、現実的でいいじゃん。

前作の、峰不二子的存在をあっさり切り捨てるのも、ホームズにダラダラ恋愛を持ち込まない感じですっきり。

0002 ホームズとワトソンの関係も、友情を通り越して同性愛ぽくて、むしろすっきり。天才レオナルド・ダヴィンチのそれ(男女の性別にあまりこだわらない感じ)となんか似てる。(考えすぎか?) 

早すぎて突飛で、観客を置き去りにする伏線の張り方と展開。むしろアッパレ!

ホームズだけがロバに乗るシーンでは、一緒に試写を観た一人が「あれは『真昼の死闘』のパロディで、曲も同じだ!」と騒いでいたが、そんなの分かるのって日本で一体何人いるんだ?

CGだらけのスイスのホテルで、崖に滝が流れてるシーンを見れば、ホームズとモリアーティ教授がどうなるか、そしてその後どうなるか、は、ちょっとでもホームズの小説を読んでれば分かるし。観ててちょっと安心。

でも、山の上で冬で雪解けもしてないのに、どこからあの水量の水が出てくるんじゃ?

ホームズのお兄さんのキャラも笑える~。一体この兄弟はどんな家庭で育ったんだろう?

ブライストン(『小さな恋のメロディ』で、ロケもしてないし地名も出てこないけど2人が海水浴に行った設定になっている場所)から、フランス行きの船に乗ったら、去年の夏に私が歩いたセブンシスターズがバッチリ写ってたのもうれしかった。

0005 もう一人のヒロインは、スウェーデン版「ミレニアム」(ドラゴンタトゥーの女)のリスベットを演じたノオミ・ラパス。ミカエルを演じたミカエル・ニクヴィストも「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」で悪役やったし、2人ともスウェーデンだけにとどまらず、すごいなあ。

アメリカではヒットしなかったらしいが、それもなんかうれしい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする