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旅行やら映画やらの独り言

「第9地区」

2010-02-08 00:11:01 | 映画

Img_0001 試写会にて鑑賞。

「すごいSF映画だ!」と聞いていて、観たかったんだが、まさかアカデミー賞の作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞にノミネートされるなんて。

観た後も、作品賞はないだろ・・・と。

これは、一部のSF好きな「観た?」「観た!」と、言われて語り継がれるタイプでは? 

「アバター」もSF映画だけど、SFとはあまり意識されないだろう。で、青緑で湿度60%のイメージ。

「第9地区」はバリバリのSFで、白っ茶けて乾燥した雰囲気。両方とも悪は利益追求の「巨大企業」だし、傭兵の大佐が当面の敵だし、「アイアンマン」の最後の方に出てくる、着て闘うタイプのロボット(?)も出てくるし。似てるなあ。

Img_0002 ただ、エイリアンの武器が強力で、当たった人は、ペチャって血とかいろいろ吹き飛んじゃうから、その画面に凝ってるわけじゃないけど、グロいと感じる人もいるかも。

「エビ」と言われるエイリアン達は、干からびたプレデターで、クリスファー親子以外は、頭の程度はグレムリン。ただ力が強いんで、ちょっと暴れると人が死んじゃうんだなあ。これが、難民として、キャンプに住みだして、もう20年、しかも増えて150万人?以上いるんだよ。

現在の「日常」にエイリアンが共存しているという設定。そして「エイリアン」は、人間そのものであるという・・・。

「インビクタス/負けざる者たち」も南アフリカが舞台だった、こちらもヨハネスブルクの上空にちゃんと宇宙船が浮かんでた。全然低予算映画じゃないじゃん。出演者も、ちゃんと南アでは有名人みたいだし。主役の人も、最初は魅力ない小市民だったのが、MNUの本社に武器持って挑むあたりから、髪も乱れてきて、だんだんカッコ良く見えてくる。

ニュース映像やら、MNUから回収した映像を編集した手法を取ってるから、畳みかけるように本物っぽく話が進んでいく。エイリアンのDNAに、彼らの武器やら乗り物が反応するので、その燃料に触れた主人公がエイリアン化していくのも、話の辻褄がなんとなく合っているようで、違和感なく話がすすんでいく。

Img_0007 ちょっと中だるみがするけど、主人公とクリストファー(エイリアン)がMNUに行くあたりから、ドキドキする。「頑張れ!」と応援してしまう。

二人(一人と一匹)の友情も一筋縄で行かない所、お互いの利益のために利用しようとする所、でも最後、どうせ死ぬならアイツのために!、アイツのために3年後には絶対帰ってくるぞ!と。

おおっ!感動。

続編の「第10地区」、本当に作るんだろうか? 最後の方、エイリアンは260万人(匹?)まで増えたった言ってたぞ。

コメント
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