南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「アナコンダ2」なかなかおもしろいじゃん

2008-06-30 00:12:17 | 映画
 日曜洋画劇場で「アナコンダ2」やってました。
 パート1とはなんのつながりもない映画ですが、なんかこっちのほうがおもしろくない?
 この手の映画は続編を重ねるごとにクオリティが下がっていくというのが常識なのですが。

 物語は、不死の蘭を研究する科学者チームがボルネオのジャングルに入っていくことからはじまります。
 なんでもその蘭には若返り効果があり、しかもあと二週間で枯れてしまう。いったん枯れてしまうと、七年間咲かない。
 ぶわっはははは。なんだ、そのご都合主義丸出しの設定は?

 で、とにかく急いで花を取りに行くわけですよ。クルーは、研究者のリーダー、その助手の女、研究者の仲間の黒人、スポンサーサイドの女科学者、変な黒人と、医者。そしておんぼろ船の船長とその部下。
 若くてイケメンの研究者のリーダー、最初はなかなかナイスガイで、助手の女ともいい仲。こいつが主役なのかと思っていると、物語が進んでいくとどんどん黒くなってって、いつの間にかラスボスに(笑)。
 いったいどんな脚本なんだよ?
 だいたい途中で水かさが増して、船長がこいつに相談するシーンがあるんですが、どう見ても船長のほうから、「これでも通るんなら、もう五万出せ」と持ちかけてたはずなんですが。
 それがいつの間にか、研究者のほうが、「五万出すから、強行しろ」と命令したことになってます。
 しかもヒロインの助手にこっそり告げ口してます。
 ひょっとして悪じゃねえのか、この船長?
 だってこの手で、ヒロインのハートゲットしてるし。

 って、よく考えたらアナコンダのことを一言も書いていないことに気づきました(笑)。人間ドラマのほうにつっこみどころが満載だったので……。
 まあ、アナコンダは一作目とちがって、たくさん出てきます。
 それなりに迫力もありますし。

 細かいことを気にしなければ、十分に楽しめますよ。


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