前回、NEXT賞がらみで深見真についてすこしお話ししましたが、今回は、深見真が富士見ミステリー文庫で発表した三作品について語りましょう。
これは第一回の富士見ミステリーの新人賞で大賞を取ったという名誉ある作品なのですが、なぜか人気はいまひとつのようです。
まあ、なんというか、ミステリー好きな人ほど、読後に怒り出すという話なんですが、南野はミステリー好きにもかかわらず、怒りませんでしたよ。むしろ、笑ってしまいました。(う~む。ちっともフォローになってないか?)
まあ、とんでもトリックで一躍有名になってしまった伝説の作品なんですが、南野としてはこれはぎりぎりあるんじゃないかって思います。
いや、むしろ一巻目の陰に隠れてますが、三巻目こそが、真のとんでもトリックなのでは? と南野は密かに思ってます。
まあ、どんなトリックなのかっていうことはここでは言いません。ネタバレですから。
今回、南野が語りたいのは、一番地味と思われる二巻についてです。
例によって、読み終わってからだいぶたっていて、記憶があやふやなのですが、二巻の肝は、被害者が日本刀のような凶器で斬り殺されていた。しかし目撃情報などから、そんな凶器を現場に持ち込んだり、持ち出したりしたりした人物はいない。ってことだったと思います。
いやあ、南野はその状況を見て、ぴーんとひらめきましたね。
まちがいない。トリックは、これだぁあああ!
いや、自信がありましたよ。一巻目と、三巻目のトリックがあれでしたから(南野は、二巻目を最後に読んだ)。
名探偵・南野海の推理はこうです。
犯人は南斗水鳥拳のような拳法を使った。
つまり、犯人は素手で、あたかも日本刀を使ったかのように斬り殺したのです。
そう思いこみ、読み進めていきました。
あれ? ちがうの?
残念ながら、ちがいました。
南野の推理は、すこし斜め上を行きすぎていたようです。
興味がある人は自分で読んで確かめましょう。
(追記 2/14)
徳間書店のエッジdeデュアル王立図書館のブログによると、深見真先生の「ヤングガン・カルナバル」シリーズの新刊「前夜祭・標的は木暮塵八」が四月に出るそうです。
http://spn05229-02.hontsuna.net/article/1833756.html
楽しみです。
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まあ、とんでもトリックで一躍有名になってしまった伝説の作品なんですが、南野としてはこれはぎりぎりあるんじゃないかって思います。
いや、むしろ一巻目の陰に隠れてますが、三巻目こそが、真のとんでもトリックなのでは? と南野は密かに思ってます。
まあ、どんなトリックなのかっていうことはここでは言いません。ネタバレですから。
今回、南野が語りたいのは、一番地味と思われる二巻についてです。
例によって、読み終わってからだいぶたっていて、記憶があやふやなのですが、二巻の肝は、被害者が日本刀のような凶器で斬り殺されていた。しかし目撃情報などから、そんな凶器を現場に持ち込んだり、持ち出したりしたりした人物はいない。ってことだったと思います。
いやあ、南野はその状況を見て、ぴーんとひらめきましたね。
まちがいない。トリックは、これだぁあああ!
いや、自信がありましたよ。一巻目と、三巻目のトリックがあれでしたから(南野は、二巻目を最後に読んだ)。
名探偵・南野海の推理はこうです。
犯人は南斗水鳥拳のような拳法を使った。
つまり、犯人は素手で、あたかも日本刀を使ったかのように斬り殺したのです。
そう思いこみ、読み進めていきました。
あれ? ちがうの?
残念ながら、ちがいました。
南野の推理は、すこし斜め上を行きすぎていたようです。
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