凸凹 Life (でこぼこライフ)

日々の楽しみは食と映画とケータイ電話!
身近で起きた出来事を、ダラダラと書き綴ります。

日生カキオコ その1「ほり」さん

2010年10月31日 | グルメ
今年もシーズンがやって来ました。岡山県東部の県境にある港町日生町(ひなせちょう)。
地元で有名なお好み焼きのお店(浜屋さんだったと思います。)が20数年前に地元の名産である牡蠣をお好み焼きに入れてふるまったことが最初だったと思います。地元テレビ局が取り上げて何度か紹介されるうちに他のお好み焼き屋さんでも「カキオコ」はメニューに加わり、B1グランプリで岡山のホルモンうどんや蒜山焼きそばが入賞する中、日生ではカキオコマップなるものが作られるほどにカキオコを提供するお店が増えました。
来年のB1グランブリは牡蠣の季節(10月末~3月上旬)に開催とあって、いよいよ出店が決まったようです。日生町自体が小さな港町なのに全国展開して、ブームに拍車がかかれば一体どんなことになるのやら。牡蠣は季節ものなので年中出せるメニューでは無い為、地元で営業されているお店の中にはB1グランプリ出店を好意的に捕らえていないお店もあるようです。(画像のお店「ほり」さんがそうだとは言ってませんよ。)
でも、地元住民からすると、便乗でよそ者がやって来てお店でも出されて、さも地元民のような顔をされると面白くはないわな。
全国各地で週末ともなればB1グランプリに出店したようなお店が集まってイベントが開催されているようで、ブランドを守る為、無断出典等管理が難しいこともあったり、有名になればそれはそれで大変なんですよね。


まあ、これからますますにぎやかになり食べるのが大変になりそうですが、今年も先週からカキオコが販売されるようになり、早速行って来ました。
浜屋さんは駐車場や席数の問題で、今日はパスしてこちらの「ほり」さんに。


お好みですからソバや豚肉等トッピング可能ですが、純粋にカキオコを楽しもうと、夫婦揃ってカキオコ(800円)のみ注文しました。牡蠣増量もオプションで可能ですが、あまり牡蠣が多いと、水気が多くなりベチャベチャするので、私は普通量をお勧めします。
猫舌な人にはつらいかもしれませんが、やはりお好み焼きは鉄板の上で、出来ればコテを使って頂きましょう。牡蠣のエキスが充満したお好み焼きを全て堪能するために、鉄板に何も残さない覚悟でコテを上手く使ってハフハフして下さい。(お箸だと、どうしてもお好み焼きがバラバラになってしまい、生地と具材が美味くミックスされないので×バツです。)火傷なんて当たり前、カキオコを堪能した証、勲章のようなものです。
今年は牡蠣がよく育っていて解禁直後のこの時期でも、サイズは大きめだそうです。これから本格的なシーズンを迎えるとますます行列が出来そうなので、出掛けられる方は要チェックの上、お出かけ下さい。