「瞬 またたき」観て来ました。

この映画を観に行く気になったのは、ただただあのトンネル内での事故に何が遭ったのか知りたかったから・・・それだけです。北川景子、嫌いじゃないんだけどあの一本調子の演技はドラマの中では許されても、スクリーンでは・・・。そして、岡田将生・・・どうしたんでしょう、何があったのでしょう。「告白」でこれまでとは違うはじけた部分を見せてくれたかと思ったが、この作品では何とも覇気のない演技・・・大根です。偶然ですが、彼の出演した映画はこれまでに5・6本くらい観てるんですよね。だけど、あまり変化がない、さらにこの作品では覇気さえ感じない。まあ、たしかに出番は意外と少なかったけど、少ないセリフの中に貴方の細かな演技を必要としたはずなんだが、貴方の少ないセリフ・カットがある度に、それまで盛り上がって来た私の感情がなえてしまうのはどういうことでしょう・・・。
北川景子に岡田将生・・・たしかにバランスは必要ですが、そこらのアイドル映画に成り下がった感ありです。
私が知りたかった事故の際の2人の思いを描写したシーンは何とか映画らしく盛り返してくれましたが、ちょっと気持ち悪かったか?賛否分かれるところですね。
脇を固める俳優さん達も大塚寧々が最高レベルで、他はお世辞にもスクリーンを賑わせているような俳優さんは見あたりません。うーーーん、製作費用もかなり抑えられた感じですね。
色んな意味で切ない映画です。★☆☆☆☆星1つ