「風が強く吹いている」観て来ました。

「1ヵ月フリーパスポート」による鑑賞11作目です。
原作小説はもちろん、舞台にもなったこの作品、軽く予告を観ればおおよそ想像通りのストーリーながら、箱根駅伝を舞台に比較的リアルに撮影、ストーリーが展開していくので、安っぽい青春映画では終わらないところが良かったですよ。
もちろん、無名の大学が数名の実力ランナーを要したところで、箱根駅伝はそんな簡単に出場出来るものではないと一傑することは簡単ですが、予選、本選、シード権と話の設定・展開がリアルで引きつけられます。
数名の俳優のランニングフォームには頭をかしげたが、主役の林遣都や小出恵介らは今回の撮影を前にして相当走り込んだのではないかと想像するほど、いいフォームで走ってましたね。
安っぽいラブストーリーはほとんどなく、10名の選手の個性が一人一人しっかり描かれていて、徐々に一つなっていく過程と選手達を通して「走る」ことの素晴らしさを見せてくれます。久しぶりに泣けました。★★★☆☆星3つ